【番外編】 iPhone4発表

電子書籍への期待は前にも書きましたが、それを加速させる発表がありました。iPhone4の発表です。

iPhone4は、iOS4を搭載しています。このOSはアップルの電子書籍プラットホームであるiBooksに対応しており、電子書籍を読むことができます。しかも、iPhone4は画面の解像度が現行iPhoneの4倍となり、小さい画面ながらもそれなりの表示が実現されているはずです。10日ほど前にiPadが発売されてから、腰の重かった出版社も次々と電子書籍への対応を発表するなど、世の流れも急速に電子書籍に向かっています。そこに来て懸念されていたiPhoneでの読みやすさが改善されそうだというこの状況に小躍りを禁じ得ません。この発表までiPad購入を必死に我慢した甲斐がありました。

やはりiPadがいかに魔法のデバイスと言えども、携帯しやすさとオンラインにかかる費用のことを考えると今までどおりiPhoneを選択するのが現実的であり、必死の我慢が報われた気持ちです。といっても、将来的には予算の都合がつけば買ってしまうかもしれませんがw。いえ、買いますw

あとは電子書籍市場が小説とかエッセイとか一般向けだけでなく、「経済学なんて難儀な学問の本など読む奴いなくてとっくの昔に絶版だよ」みたいな超ニッチな本を次々と世に送り出して(というより復活させて)くれたら、言うことなしです。リアルな書籍に比べて諸費用が少ないと言われている電子書籍でのロングテールは十分ありだと思います。勢いに乗じて新訳とか出てしまったら、こんな世の中に感謝するよりほかはないでしょう。

それでは。

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