JFK展を見てから、神保町へ(ちょっとだけ)→追記あり

ふ今日は天気もよく、お出かけ日和となりました。というわけで、国立公文書館で開催中の「JFK その生涯と遺産」展に行って参りました。ジョン・F・ケネディ大統領といえば、私のお気に入りの政治家のひとりで、現在の駐日アメリカ大使の父です。そのJFKにまつわる文書などが展示されております。しかも無料。映像コーナーでは貴重な映像も見ることができましたし、これで無料ならかなりおいしいです。

まぁ、時代といってしまえばそれまでですが、JFKの語ることには夢があっていいですね。当時はいろんなことが起きていて、その中でも政治的に大きな争点はソ連との覇権争いでしょう。ソ連に勝つために、共産主義に勝つためにアメリカをはじめとする西側諸国は何をしないといけないのかという理想は、今聞いても熱いものがありますね。その他、宇宙開発や黒人の地位向上など、いろんなことに対して挑戦しがいのあった時代であったと言えます。

政治家の資質のひとつとして、民衆に自分の言葉で語ることができるかどうかというのがあると思いますが、日本ではなかなかお目にかかれないですね。日本は議院内閣制なので、行政の長を国民自ら選べないというのもあるのかもしれませんが、この停滞した世の中にいい刺激を与えてくれるJFKみたいな存在が欲しいですね。

さて、九段下の駅から国立公文書館に向かって、その後に神保町に行ってきました。公文書館は竹橋駅のそばなので一駅分遠回りした形ですが、徒歩で向かいました。今日は時間が遅めだったので、結局、三省堂書店のみの訪問となりました。

前回の訪問から配置が変わっていたようですね。経済学関連のコーナーはこころなしか縮小していたような気がします。配置の問題なので気のせいかもしれませんが。で、お目当ての本はあったのですが、ちょっと立ち読みしたらあまりピンと来なかったので、行動経済学関連の本をチョイス。その足でついうっかり社会学コーナーに行ってしまったのが運のツキです。

いつもどおり、お気に入りのルーマンの著作を物色していたところ、今年の元旦に亡くなったベックの本が目に入りました。彼の本は読んだことがなかったのですが、気になっていたルーマンの本とほぼ同じネタで、昨年読んでいたギデンズがベックとの共著を出していることから、少し立ち読みしてみました。ちょっと読んだ感じ、なかなか面白そうだったのでやや高めの4,000円弱でしたが、思い切って購入しました。

こうやってレポート関連の本が進まなくなるという悲劇については一旦忘れるとしますw

それでは。

追記
最初はベックは昨年亡くなったとしていましたが、調べたら今年の元旦だったので、訂正しました。

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