アベノミクスと黒田バズーカは経済学の宝石箱

3本の矢、異次元の金融緩和など、あれやこれやの経済政策を打ち出してくる安倍政権と黒田日銀ですが、ついにマイナス金利も導入です。歴代政権の中でも経済学の教科書に出てきそうなネタを振りまいてくれており、といった意味では、経済学的には非常に見どころのある政権と言ってもよいでしょう。まさに経済学の宝石箱です。

一方ですでに実質金利はマイナスになっているという指摘もあり、どこまで有効かは歴史の証明を待たなければならないでしょう。いま分かっていることと言えば、想定に反して株価が上がっていないことくらいですが、10日間かそこらで判断するのは早計ですね。

ギリシャなど財政的に不安を抱えている国の国債金利が上がったとか、日本などの国債金利が下がったなど、他にもネタ満載ですので、第三者的に観察してみようと思います。まぁ、実際の生活に関わってくるので第三者というのもおかしいですが。

それでは。

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