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4月, 2017の投稿を表示しています

テキスト電子配信サービス、これはいい!(追記あり)

4月から運用開始のテキスト電子配信サービスを使ってみました。結論からいうと、  これはいい! これはいいですね。iPadでアプリダウンロードして使ってみましたが、いちいち重いテキストを持ち歩かなくてもいいのはgoodです。これならば客先訪問の移動中、あるいは出張途中の新幹線などで勉強できますし、まさしくスキマ時間の有効活用ができますね。 iOS、Androidで利用可能で、Androidの方には書き込める機能もついてます。iOSのほうはこれからの対応だそうです。スマートフォンではちょっと画面が小さいかなという印象です。特に老眼気味の私には・・・。iPadなどのタブレットでの利用は十分に堪えられるレベルではないでしょうか。iPadは毎日持ち歩いているので、増える荷物はノートくらいという まだラインアップが少ないのと、そのラインアップの教科もほとんど履修済みというのが難点ですが、これから増えていくと思います。自分の入学当初からあれば、というのは望みすぎですが、これから入学してくる人たちがうらやましい気持ちです。これで図書館に行く頻度が高めていければと思います。 それでは。 (追記) よく考えたら、市販教科書採用科目はここには入らないわけですから、増えるにも一定の限界はありますね。とは言え、便利です。

さあ新年度

と言っても4月も終わりですが・・・ さて、新年度なので新しい教材一式が届いています。今回の塾生ガイドには変更点一覧が載っているので、これは便利ですね。 ところで、テキスト電子配信サービスが始まっております。専用アプリを使ってサービスを受けられるようなので、後でアプリをダウンロードして試してみようかと思います。 もう8年目に突入ということで、完全にベテランの域に入っております。そろそろ卒業を意識しないとマジでヤバイので、なんとかせんといかんですな。 それでは。

本の紹介『なぜ、残業はなくならないのか』

残業は構造的な問題。 常見陽平 『なぜ、残業はなくならないのか』[Kindle版] 祥伝社、2017年 最近(でもないですが)、過労死問題が騒がれてますが、その辺のネタも含めての本となります。著者はリクルートを皮切りにライターなどを経て、今は大学の教員をしています。著者自身もひたすら残業し、鬱病になったという経歴を持っています。 まずはデータの紹介から始まりますが、日本の労働者の総労働時間は減少を続けているというのはなかなか面白い話です。であれば、過労死自体が起こりにくくなっているはず。そして労働者の実感として、忙しさは減っているはず。しかしアンケートによれば、仕事が多いという課題は、労使双方が挙げる課題の上位です。仕事が多いのに、総労働時間は減少している。ということは、サービス残業が増えている可能性があり、それなら過労死という問題に繋がっていきます。 なぜ残業がなくならないのかという部分ですが、ひとつは構造的に残業をする仕組みになっていると指摘しています。例えば1.2人分の業務が発生したときにもう1人雇うのではなく、残業で対応するのが合理的としています。確かに一時的な対応としてはベストだと思われ、それが定常的に続くのであれば追加の雇用もあります。 また、残業代込みの生活設計が定着しているという話が出てきますが、確かに管理職になり残業代がつかなくなると一気に生活が苦しくなるという話はよく聞きます。残業代、ボーナスは追加の利益ではなく、それ自体が生活費になっているというわけです。 ライフワークバランスという視点からは、時間外労働を減らしていってということになるんでしょうが、減らすと生活が・・・というスパイラルに入ってしまうとなるとなかなか残業もやめられないですね。その辺の課題も含めて、社会全体が変わっていくのは相当時間がかかると思われ、まずは草の根運動的にできるところからコツコツとやるしかないのかもしれません。 評価ですが、書かれたのが最近なので、政府の働き方改革についても触れられていますが、新書の限界か、具体的な解決策などは乏しいのが残念です。 評価:★★★☆☆

予定どおり試験は受けず

先週末の試験は、予定どおりスルーしました。4月のセット一式が届いているので、次回に向けての準備を始めます。 息子の中学受験のサポートなどもあり、時間が取れない可能性もありますが、そこはマネジメントです。そろそろ卒業も本格的に意識しないと、時間切れ終了の可能性も出てきますので、待ったなしの状況という認識も必要です。 それでは。

本の紹介『住友銀行秘史』

壮絶な闘いです。 國重 惇史 『住友銀行秘史』[Kindle版]、講談社、2016年 國重さんは楽天時代に毎週、全体朝礼でお見かけしていた方で、遠いながらもまったく知らない方ではありません。その人が書いた本ですが、中身はかなりドロドロです。要は、住友銀行のスキャンダルであるイトマン事件を世間に出したのは、当時、中の人だった國重さんという次第です。 最近はこの手の事件はなかなか起きないと思いますが、イトマンという商社が株の仕手戦などを手掛ける人物に食い物にされ、住友銀行が多額の資金を吸い取られるという事件です。子どもながらにニュースで流れていたのを記憶しておりますので、それなりの大事件であったと思います。 國重さんは当時、住友銀行の部長で、一連の情報に触れられる地位にいて、組織をよくしようという想いから、自ら情報収集を行っていました。結果的に彼がリークした情報が決めてとなり、この事件が発覚したわけですが、その過程はなかなか手に汗握るものがあります。 しかし、この本にはもうひとつ注目すべき点があると個人的には思っており、それは社内の人事のことです。こんな事件の中でも派閥争い、後継争いが絡んでいて、大企業の上層部の人たちはこんなときにまで、自分の出世のチャンスをうかがっているんだなと冷めた目で見ていたのと同時に、ここまでしないと出世できないなら、自分のようにバカ正直にサラリーマン生活を送っていたら出世などできないんだろうなと感じました。國重さんは後者の方に近いのかと思いますが、時折、言い訳じみた記述がないわけでもなく、そういう文化に染まらざるを得ないんだろうなと思った次第です。 評価ですが、内部告発のドキュメンタリーとしては、その当事者が書いているのでそれなりの真実味のある迫力はあります。内容が内容だけに、たまにエグいところもありますが、けっこう楽しめました。 ところで、先日の日経新聞にこの本の広告が載っていて、「新入社員必読!」みたいなことが書いてありましたが、新入社員がこんな内容読んだら、希望なくしてしまうのではないかと心配してしまいます。まぁ、どっちにしても、いろんな荒波に揉まれることになるでしょうから、あらかじめ知っておくのもひとつの方法かもしれません。 評価:★★★★☆

科目試験受験受付票届く

4月の試験の受付票が届いています。今回は会社法のみですが、今まで書いてきた理由により、パスすることになるでしょう。 というわけで、7月に向けてのスタートしますが、新しいレポート課題が届いてからの着手になります。仕事の方は年度があけて新しいことが始まりますので、それと歩調をあわせてというのが理想ですね。忙しいとかいう理由つけるかもしれませんけど(それじゃダメじゃん)。 それでは。