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1月, 2016の投稿を表示しています

本の紹介『なぜ人と組織は変われないのか ― ハーバード流 自己変革の理論と実践』

状況に応じた対応が必要です。 ロバート・キーガン、リサ・ラスコウ・レイヒー『なぜ人と組織は変われないのか ― ハーバード流 自己変革の理論と実践』[Kindle版] 池村千秋訳、英治出版、2013年 タイトルのとおり、なぜ人は大人になると変われなくなるのか。その原因と対応を記した本です。著者は組織変革のコンサルタントとしての経験があり、それを本にしたものです。 結論としては、変われないのではなく、変わる方法を知らないということです。その方法を実践するためのワークシートも紹介されており、実践編ではどのように使うかみたいなことが書かれております。そこでは、人間の固定概念を覆すための方法が紹介されており、これは実際に職場でも使えるのではないかと思います。 結構びびっときたのは、問題に対する対処方法の中で適応に関することと技術的なことを区別している点です。すなわち、起きた事象に対して対応する技術的な解決方法を常に使っているだけでは成果に結びつきにくいということです。適応に関する問題というのがあり、それにはそれ用の対応方法を試さないといけません。例えば、転職とか配置変換で大きく環境が変わった場合、まずはその環境に慣れなければいけません。以前と同じ対処方法で解決しようとしてもできない場合、おそらく適応に関する問題であります。あるいは経験したことのないような苦難に遭遇した場合、そこからなかなか抜け出せないでいるのであれば、それは適用に関する問題かもしれません。これらの区別はいままでそれほど意識したことがなかったので、ここは収穫でした。 全般的に理論と言うよりも実践、実例が中心であるため、実際に活用したいという人にはいい内容かと思います。ここ最近、流れ的に人事に関する本を連続して読んでいるので、内容がごっちゃになっているんですが、読了後に振り返ってみて、なかなか実践的な内容だなという感想です。 評価:★★★★☆

科目試験2日目は断念(2016/1/17)

さて、科目試験の二日目ですが、準備不足が明らかなのと若干体調が悪かったため、思い切ってパスにしました。これで2015年度の科目試験は終了となり、あとは人口論の単位を追加できるかどうかだけとなりました。 なんだかんだで、4月には在籍可能年数の半分を折り返すことになりますので、その辺も考慮しながらの学習を本格的に意識しなければなりません。 改訂・会社法は引き続きの受験ですが、その他の科目の検討については試験後の楽しみです。あれこれ考えようと思います。 それでは。

科目試験1日目終了(2016/1/16)

と言うわけで、試験の初日が終わりました。F群の人口論のみの受験です。 一応は勉強した範囲でしたが、論点が細かすぎて対応は苦慮しました。とにかく、答案は埋めてきましたが、中身はどうでしょうか。 明日は改訂・会社法ですが、過去問から判断すると、こちらの方はさらに苦戦する予感です。ちょっと時間かかりそうですが、まずは明日に向けてできるだけの準備はするだけですね。 それでは。

さぁ、試験

今日は午後から試験です。センター試験と同日程ということで、若者たちと時を同じくして受験ということになります。 午前中は最後のおさらい、そして試験前には腹ごしらえです。麻布ラーメン、牛丼(松屋かすき家)、東京厨房、学食など選択肢はいくつかあります。え?店のチョイスが偏っているって?おっさんなので仕方あるまい。 さ、ということで頑張りましょう!

科目試験受験受付票届く

来週の試験の科目試験受験受付票が届きました。今回は人口論と改訂・会社法の2科目が許可となっています。 人口論の方は過去問に掲載されていないのですが、今年度に受験してますので、そこから傾向を探りつつの準備です。結局、テキストを全体的にまんべんなくさらっておくしかなさそうです。 改訂・会社法の方は過去問に掲載されていますが、内容的にかなり苦戦しそうな雰囲気で、まずはひとつひとつやるしかなさそうです。こちらは通常業務にも関わる部分があると思いますので、その辺をリンクさせながら準備できればと思ってます。 それでは。

【番外】全国大学ラグビー選手権決勝

全国大学ラグビー選手権決勝が行われ、帝京大学が東海大学を破り、7連覇達成です。前半終了までは一進一退の攻防で、これは東海の初優勝もあるかと思いましたが、後半は帝京大学のペースで進んで結果は冒頭のとおりです。 7連覇はもちろん史上初ですが、優勝回数7回は早稲田、明治に次いで第3位ですね。6回は関東学院大学ですので、あの関東学院大学を抜いたのかと思うとすごい記録です。 次は社会人チャンピオンを倒しての日本選手権優勝を狙います。さすがにそこまでは難しいかと思いますが、思い切って挑戦してもらいたいものです。 それでは。

本の紹介『1分間マネジャーの時間管理』

他人のサルを背負ったら負けです。 ケン・ブランチャードほか『1分間マネジャーの時間管理』[Kindle版] 永井二菜訳、パンローリング、2013年 著者の1人であるブランチャードの本をかつて読んだことがあり、その関係でお気に入りに入れておいたのですが、なぜか安くなっていたのでポチりました。いま見たら値段が変わっていたので、いいタイミングで見つけたと言えます。 さて、サルを背負うというのは、他人の仕事までやってしまうことです。例えば、部下が相談しに来て代わりに確認したり、作業したりしてしまったら、その瞬間に部下のサルが上司の肩に乗り移ったことになります。そしてその部下は何もせずに上司の仕事が終わるのを待つだけです。要するにヒマです。上司にはいろんな部下のサルが乗り移ってきますので、やけに多忙になるというわけです。 なかなか面白いのは、釣った魚を分け与えてやるのではなく、釣り方を教えてやれという一文です。要はマネージャーは自分で仕事やったらダメ、人を動かして成果を上げなければならないということです。 サルを所有者のもとに置きっ放しにするには技術と心を鬼にすることが重要、といった教訓も得られます。 年末年始で最後に買って最初に読み終わった本ですので、量はさほど多くありません。部下をお持ちの方は読んで損はないと思います。 ところで、なんでサルなのかは分かりませんが、テニスの錦織選手がコートにサルを背負って入るなと言われて、そこから勝てるようになったと年末の番組のインタビューで言ってました。要は、要らん心配は捨ててプレーに集中しろということらしいのですが、錦織選手もなんでサルなのか分からないと言ってました。アメリカでそういう言い回しがあるんですかね? 評価:★★★★☆

【番外】全国大学ラグビー選手権準決勝

駅伝よりもこちらです。今年は慶應義塾大学、法政大学は準決勝まで来られませんでしたが、明治大学が久々に準決勝進出です。相手は東海大学で、今年無敗です。帝京ですら1敗してますから、唯一の全勝チームです。 前半こそ互角の戦いでしたが、東海大学が後半からインパクトプレイヤー(パワープレイで状況を好転できる選手)を投入して来てから流れが向こうに行ってしまいました。さすがに無敗だけあって、強かったです。明治は前半早々にキーマンである田村選手が怪我で退いたのが痛かったですね。 もう1試合は大東文化大学と帝京大学の戦いでしたが、こちらはトライ合戦で最後は帝京大学が寄り切り勝ちです。大東文化大学は16年ぶりの準決勝進出ということで、経験の差も出たのかなという感じです。大東文化大学と言えば、トンガ旋風。トンガからの留学生で他を圧倒する印象がありますが、今年がそんな感じですね。でもよくよく見たら、今年はニュージーランドからの留学生でしたが・・・ 一方の帝京大学はニュージーランドからの留学生もさることながら、鍛え上げられた日本人選手で圧倒的な戦力を保有しています。体育会らしからぬ体質(寮の掃除や洗濯は4年生の仕事)も私好みです。 というわけで決勝は帝京大学対東海大学です。この組み合わせは6季ぶりだそうです。当時はほとんど観客が入ってなかった印象がありますが、今や帝京大学は圧倒の6連覇中ですし、その時の東海の主力から昨年のラグビーワールドカップに3人(リーチ、木津、三上)選ばれてますので、早慶明で回ってきた日本の大学ラグビーもボチボチ転換期を過ぎて新たな時代に入っているのかもしれません。いいことだ。 それでは。

【番外】箱根駅伝

毎年恒例の箱根駅伝ですが、今年も青山学院大学が圧勝でしたね。去年の主力の大半がまだ在学中ということで、この結果を予想した人も多かったんじゃないかと思います。学生チームで毎年選手の入れ替えがあると考えると、連覇は難しいとも言えます。どこまでこの強さを維持できるかは注目すべき点ですね。 それを考えると、なんだかんだで東洋大学が2位、駒澤大学が3位というのはすごいですね。 一方で、私の母校である法政大学と明治大学はシード落ちです。法政は分かりますが、これまでずっとシードを維持してきた明治が惨敗だったのは意外でした。結果はもう仕方ないので、予選会を這い上がって来年もその勇姿を見せてもらいたいものです。 さて、毎度のことながら、体育会体質丸出しのコメントやら監督からの激飛ばしには閉口しますね。ここまで堂々と旧体質の体育会の姿を電波に乗せて全国に配信することにPTAの人たちは何も言わないんですかね?よくアナウンサーが監督のコメントを紹介していますが、聞いてるだけで吐き気しますわ。 それに引き替え、青学の原監督はもともとはビジネスマン。1月4日付けの日経新聞によると、合理性がないと判断した体操は「ただの儀式」と廃止。下級生が上級生に抑圧される旧態依然とした雰囲気はなしで「1年生でもミーティングで自由に意見が言える」とのことです。ラグビーの帝京大学でも同様ですので、チーム作りからの優勝でしょう。 ところで、箱根駅伝でよく言われるのは燃え尽き症候群ではないでしょうか。最近の箱根駅伝で活躍した選手で、卒業後に活躍している選手がほとんどいない(かつてはマラソン日本代表の瀬古さん、谷口さん)という事実が物語っているわけですが、今年出場した選手の中から東京マラソンに挑戦する選手がいるというのは新たな流れの始まりかもしれません。もっとも、箱根で燃え尽きて陸上選手生活は終了するつもりの選手もいるでしょうから、その辺はなんとも言えない部分ではありますが。 それでは。

1年の始まり

新たな1年の始まりです。今年も勉強、仕事、子育てと頑張っていきます。 今年で43歳ですので、見方によってはそろそろ40代半ばとも言えますので、体力的なものも出てくるでしょうし、家庭はもちろんのこと、会社においてもそれなりの立場が求められると思います。そういったなかで、いろんなもののバランスを取りながらの前進を余儀なくされるでしょうから、これまでの経験を活かして対応していくしかなさそうです。 さて、今年は年末年始が短めですが、会社は5日開始なので今日まで休みです。かなり心身ともに緩んでしまっているので、今日はリハビリですね。 本年もどうぞよろしくお願いします。