投稿

12月, 2015の投稿を表示しています

一年を振り返る

いろいろとあった2015年も終わろうとしています。簡単に振り返ってみようと思います。 まずは学習面。こちらは転職活動などもあり単位ゼロに終わった2014年度を挽回すべく臨んでおりますが、現状では国際貿易論のみという体たらく。言い訳はいくつかありますが、まずは結果を出さないことには話になりません。ただ、流れは2014年度に比較して格段にいいので、あとは結果です。 レポートのための読書やネタ集めは時間がかかりますが、動き出せばスムーズに行くことも多いので、積極的に取り組みたいところです。今年はそれが昨年に比べればマシだったと思います。そこは来年につなげなければなりません。 読書のほうは今年最大の話題の書と言えるピケティ教授の『21世紀の資本』を読みました。詳しくは書評の方を見てもらいたいのですが、ある意味では将来の希望を失いそうな内容でもあり、なかなか考えさせられる内容でした。その他にもチョロチョロ読んでますので、読書についてはいいペースだったかもしれません。最近はKindleで買うことが多く、本棚のスペースも埋まる速度が遅くなっているのもgoodです。 次にプライベート面ですが、大きな出来事のひとつめは転職ですね。40代に突入し、何を今さらという話ですが、なんとなく自分の中でも停滞感があったのが最大のきっかけと言えるでしょう。結果がどうなのかは今は分かりませんが、とにかく新規事業立ち上げで忙しく、40過ぎの老体にはかなりキツい体力勝負の時期もありました。いまはメンバーも増えてきたので、余力が出てきました。ここからが勝負です。 ふたつ目は父が亡くなったことです。亡くなったのは9月下旬でしたが、もともとガンの療養をしていたところ、1月に心筋梗塞とそれが原因の脳梗塞を発症し4月くらいまではまだよかったのですが、それ以降は体力がなくなってきてかなり痩せてしまいました。薬の相性の問題で、ガンと脳梗塞を同時に治療することができなくなったのが原因です。結果的に脳梗塞の治療を選択したため、ガンが進行して痩せてしまいました。 長男、かつ兄弟の中で最も実家近くに住んでいるということもあり、7月以降は土日は見舞いという状況が続き、仕事の方でもきつい時期だったのですが、顔出すことで父が喜んでくれたのであれば、親孝行できたかなといったところです。母親もずっと1人で介護で

ニューズレター1月号

年末年始のためか、ニューズレター1月号が早く届いています。今回はちょっと重要な内容ではないかと思われます。 まずは履修に関する制度の変更です。同一年度のスクーリングの上限撤廃、学士入学者の総合教育科目の履修制限の撤廃、選択配本制度の廃止、改訂テキストに「改訂」と関する運用の廃止、がその内容です。特に4つの改訂テキスト制度の変更はどのように運用されるかが気になります。改訂内容がさほど変わらないのであればいいのですが、大きく変わった場合の試験内容がどうなのかが気になります。またテキストを二つ読まなければならなくなるような書き方ですので、選択のタイミングも重要になってきます(両方読んで勉強したいというのであれば別ですが・・・)。 これについては、今後の案内を注意しておく必要がありそうです。 次に諸手続に関する変更です。詳細は来年度の塾生ガイドに書かれるようですが、おそらくは現在のシステムの使い勝手向上かと思われます。オンラインでの受験申し込みなど進化を続けていますので、さらなる使い勝手向上をお願いします。 それでは。

Amazonの2015年ランキング

Amazonのページに行ったら、2015年のランキングが発表されてました。総合1位は松岡修造氏の『日めくり まいにち、修造!』でした。それで2位はピース又吉直樹氏の『火花』でした。『火花』は私も読みました。 ビジネス・経済ジャンルを見てみると、2位の『21世紀の資本』と19位の『HARD THINGS』が読んだ本です。いろいろ読んだかなと思いつつも、ランキング内では2冊となりました。もっとも、経済学関連中心に読んでますので、ビジネス関連との同じジャンルのくくりでは少なくなってしまうのも仕方ないといったところです。 いまだに16位にドラッカー教授の『マネジメント』がランク入りしているのが驚きですね。私も15年くらい前に読みましたが、その価値が変わらない内容というのはすごいのひと言です。 正月休み中にランキング入りの本をいくつか読んでみたいところですが、買ったままの本が溜まっているのと、そちらを読む時間があれば、まず先に試験勉強やらないといけません。。。今回はランキングを眺めて楽しむだけになりそうです。 それでは。

マルクス『資本論』読むのを再開

先日、マルクスの『資本論』を再度読み始めようかという話をあげましたが、実際に再開しております。岩波文庫版の第6巻ですが、ここから原本の第3巻が始まります。ここまでは抽象的な話でしたが、これから具体論に入ってくるようです。 実際に、資本家による搾取みたいな記述が増えてきていますので、ここからが本領発揮というところなのかもしれません。ただし基本的な考え方は、現代の教科書に書いてあることのベースになっている感じもしますので、ここは思想的な部分と学術的な部分をうまいこと切り分けて読み進めるよう意識したいですね。ただ、当時の資本家と今の資本家では役割も違ってきていると思いますし、その辺の対比も意識すると面白いかもしれないです。 一方で、岩波文庫版は第9巻までありますので、終わるのはいつになるのか、またそこまで気持ちが続くのかは若干の不安要素です・・・ それでは。

ポケット六法到着

楽天ブックスで購入したポケット六法が届きました。通称・ポケロク。注文翌日に来たので、楽天ブックスとしては早い方じゃないかと思います。 法政大学時代に法学の授業で買ったことがありましたが、改めて入手してみての感想は「デカイ」です。とてもじゃないがポケットと呼べる代物ではありません。昔はもっと小さかった印象がありますが、20年も前の話なので、昔もこれくらいのサイズはあったのかもしれません。 どっちにしても、ネットで全部閲覧可能な時代にこんな分厚いものを参照することも滅多にないでしょうから、貴重な体験を楽しむくらいに考えておきます。 それでは。

試験の準備を

試験まで1ヶ月を切っています。年末年始があり、時間はあるとも言えますが、どうせなんだかんだでやらないこともあり得ますから、できるところでやっておくというのは今年の教訓です。 その第一弾として六法購入です。これは改訂・会社法の試験に持ち込み可ですが、逆に言えば、持ち込まないと話にならないということも言えますから、購入は必須と考えていいでしょう。 11月は泊まりで出張したり、宴会の立て替えをしたりして楽天スーパーポイントを2,000ポイント近く獲得できました。楽天ブックスで見たら有斐閣のポケット六法が2,000円だったので、ちょうどよかったので楽天ブックスで購入です。 しかし、いまどきは法律はネットで全部見ることができますので、金かけて買うのも何か腑に落ちないですが、他に持ち込めないので仕方なしといったところです。それよりも、過去問を見る限りではかなり難関な予感がするので、そちらの心配が先ですね。 それでは。

本の紹介『限界費用ゼロ社会』

未来社会を記述することができるでしょうか。 ジェレミー・リフキン『限界費用ゼロ社会 <モノのインターネット>と共有型経済の台頭』柴田裕之訳、NHK出版、2015年 経済学を学ぶ人なら知ってるであろう、限界費用でございます。書名では限界費用ゼロですが、実際にはかぎりなく限界費用がゼロに近くなるという意味合いで書かれています。普通に考えればゼロはありえないので、といった意味では偽りの書名です。 さておき、IoT(Internet of Things:モノのインターネット)が限界費用ゼロのポイントです。これまでの経済は稀少性が重要というものでしたが、これからはIoTの活用などで潤沢にものがあふれることで、それぞれの単価が下がっていくという主張です。例えば、3Dプリンターの普及で大規模な設備が不要になって、それも限界費用が安くなる要因だったりします。 そういう社会になっていくと、「協働型コモンズ」が発展するとしています。簡単にいうと、限界費用ゼロに近づくにつれて、私有財産という現代の資本主義が前提とする考え方が崩れ、みんなで財産を分けて生活するようになるというものですね。そこにはいわゆるフリーライダー問題が発生する可能性がありますが、協働型コモンズではそれやっちゃおしまいみたいな感じです。 そもそも協働型コモンズでは、所有というよりもアクセスという概念が重要になるというわけです。自分で持つのではなく、必要な時にアクセスする。カーシェアリングなんかがその一例になるんじゃないかと思います。 IoTによる限界費用ゼロ社会を目指すに当たって、エネルギーの確保が重要な課題であるとも述べています。インターネットは電気がなければ動きませんので、電力の確保が重要としています。今後のテロ活動がエネルギー源を遮断するようなものになると大きな問題に発展するので、それを防ぐ方策も必要である、と。 主張としては面白いと思いますが、現実的には本書の世界が実現するにはまだ時間が必要じゃないかと思います。とは言え、今後の社会を考察するヒントにはなると思いますので、★4つとします。 評価:★★★★☆

マルクス『資本論』読むの再開?

Amazonで何か面白い本がないかと適当にめぐっていたら、資本論に行き着きました。かつて経済学の勉強に、と読んでいた時期があり、岩波文庫版の6巻に入ったところで止まったままでした。 Amazonでその6巻を検索してみたら、「2010年7月5日に買ってますよ」とアラートが出てきました。むむう、5年間もほったらかしだったのですね。他に読みたい本もいくつかありますが、いま読み途中の本がそろそろ終わりそうなので、再開してみようと思います。 今年はピケティ教授の『21世紀の資本』も話題になりましたし、ちょうどいいかもしれません。まぁ、いつまで続くは分かりませんが・・・ ちなみに、5年前よりも20%ほど値上げしてますね・・・ 岩波文庫はすぐに値上げしますから、読みたいものは今のうちに買うというのもひとつの作戦でしょう。 それでは。

ニューズレター12月号

12月のニューズレターが届いております。今回はいくつかトピックスがありますね。 まずは試験関係です。すでに申込は終わっておりますが、日程が載っております。残り1ヶ月近くですので、ボチボチ準備をしておいた方がよさそうです。とにかく、最近はいろいろとありすぎて想定どおりのスケジュールでいくことが少なく、それに苦しめられる機会が多いので、善は急げで対応できればと思います。 さて、試験関連で言うと、また不正行為が発覚したようです。そんなのどうせバレるし、何かしら書いておけば点数につながることもあるでしょうから、何のメリットもありませんよ。溺れる者は藁をもつかむ、であれば、直前ギリギリまでテキストを読むとかの方が合理的と思いますがね。 続いてのトピックスは学費等の口座振替です。これは便利になると思いますが、振込自体が年に数回もなく、自分でやることで節目を感じることができるとも言えますので、これはどうしようかと悩んでおります。とは言え、年内締め切りなので早々に決断をしなくてはならず、サイコロ振って奇数なら申し込み、偶数なら見送りとかの方が話が早い気がします。 年末も近づいており、なんだかんだでドタバタしそうなので、できるものはピックアップしておいて、できるときに対処したいですね。 それでは。

試験申込完了

試験の申込をウェブ上からいたしました。ウェブ上では間違ったらそれでおしまいなので、締め切り前にもう一度確認する予定です。 特に今回は改訂・会社法を申し込んでおり、最初は末尾の(E)を選択しなければならないところを、(J)の方を選んでしまったというのもあり、ここは慎重を期さないといけません。 週末にもう一度確認といったところですね。 それでは。