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一年を振り返る

いろいろとあった2015年も終わろうとしています。簡単に振り返ってみようと思います。 まずは学習面。こちらは転職活動などもあり単位ゼロに終わった2014年度を挽回すべく臨んでおりますが、現状では国際貿易論のみという体たらく。言い訳はいくつかありますが、まずは結果を出さないことには話になりません。ただ、流れは2014年度に比較して格段にいいので、あとは結果です。 レポートのための読書やネタ集めは時間がかかりますが、動き出せばスムーズに行くことも多いので、積極的に取り組みたいところです。今年はそれが昨年に比べればマシだったと思います。そこは来年につなげなければなりません。 読書のほうは今年最大の話題の書と言えるピケティ教授の『21世紀の資本』を読みました。詳しくは書評の方を見てもらいたいのですが、ある意味では将来の希望を失いそうな内容でもあり、なかなか考えさせられる内容でした。その他にもチョロチョロ読んでますので、読書についてはいいペースだったかもしれません。最近はKindleで買うことが多く、本棚のスペースも埋まる速度が遅くなっているのもgoodです。 次にプライベート面ですが、大きな出来事のひとつめは転職ですね。40代に突入し、何を今さらという話ですが、なんとなく自分の中でも停滞感があったのが最大のきっかけと言えるでしょう。結果がどうなのかは今は分かりませんが、とにかく新規事業立ち上げで忙しく、40過ぎの老体にはかなりキツい体力勝負の時期もありました。いまはメンバーも増えてきたので、余力が出てきました。ここからが勝負です。 ふたつ目は父が亡くなったことです。亡くなったのは9月下旬でしたが、もともとガンの療養をしていたところ、1月に心筋梗塞とそれが原因の脳梗塞を発症し4月くらいまではまだよかったのですが、それ以降は体力がなくなってきてかなり痩せてしまいました。薬の相性の問題で、ガンと脳梗塞を同時に治療することができなくなったのが原因です。結果的に脳梗塞の治療を選択したため、ガンが進行して痩せてしまいました。 長男、かつ兄弟の中で最も実家近くに住んでいるということもあり、7月以降は土日は見舞いという状況が続き、仕事の方でもきつい時期だったのですが、顔出すことで父が喜んでくれたのであれば、親孝行できたかなといったところです。母親もずっと1人で介護で

ニューズレター1月号

年末年始のためか、ニューズレター1月号が早く届いています。今回はちょっと重要な内容ではないかと思われます。 まずは履修に関する制度の変更です。同一年度のスクーリングの上限撤廃、学士入学者の総合教育科目の履修制限の撤廃、選択配本制度の廃止、改訂テキストに「改訂」と関する運用の廃止、がその内容です。特に4つの改訂テキスト制度の変更はどのように運用されるかが気になります。改訂内容がさほど変わらないのであればいいのですが、大きく変わった場合の試験内容がどうなのかが気になります。またテキストを二つ読まなければならなくなるような書き方ですので、選択のタイミングも重要になってきます(両方読んで勉強したいというのであれば別ですが・・・)。 これについては、今後の案内を注意しておく必要がありそうです。 次に諸手続に関する変更です。詳細は来年度の塾生ガイドに書かれるようですが、おそらくは現在のシステムの使い勝手向上かと思われます。オンラインでの受験申し込みなど進化を続けていますので、さらなる使い勝手向上をお願いします。 それでは。

Amazonの2015年ランキング

Amazonのページに行ったら、2015年のランキングが発表されてました。総合1位は松岡修造氏の『日めくり まいにち、修造!』でした。それで2位はピース又吉直樹氏の『火花』でした。『火花』は私も読みました。 ビジネス・経済ジャンルを見てみると、2位の『21世紀の資本』と19位の『HARD THINGS』が読んだ本です。いろいろ読んだかなと思いつつも、ランキング内では2冊となりました。もっとも、経済学関連中心に読んでますので、ビジネス関連との同じジャンルのくくりでは少なくなってしまうのも仕方ないといったところです。 いまだに16位にドラッカー教授の『マネジメント』がランク入りしているのが驚きですね。私も15年くらい前に読みましたが、その価値が変わらない内容というのはすごいのひと言です。 正月休み中にランキング入りの本をいくつか読んでみたいところですが、買ったままの本が溜まっているのと、そちらを読む時間があれば、まず先に試験勉強やらないといけません。。。今回はランキングを眺めて楽しむだけになりそうです。 それでは。

マルクス『資本論』読むのを再開

先日、マルクスの『資本論』を再度読み始めようかという話をあげましたが、実際に再開しております。岩波文庫版の第6巻ですが、ここから原本の第3巻が始まります。ここまでは抽象的な話でしたが、これから具体論に入ってくるようです。 実際に、資本家による搾取みたいな記述が増えてきていますので、ここからが本領発揮というところなのかもしれません。ただし基本的な考え方は、現代の教科書に書いてあることのベースになっている感じもしますので、ここは思想的な部分と学術的な部分をうまいこと切り分けて読み進めるよう意識したいですね。ただ、当時の資本家と今の資本家では役割も違ってきていると思いますし、その辺の対比も意識すると面白いかもしれないです。 一方で、岩波文庫版は第9巻までありますので、終わるのはいつになるのか、またそこまで気持ちが続くのかは若干の不安要素です・・・ それでは。

ポケット六法到着

楽天ブックスで購入したポケット六法が届きました。通称・ポケロク。注文翌日に来たので、楽天ブックスとしては早い方じゃないかと思います。 法政大学時代に法学の授業で買ったことがありましたが、改めて入手してみての感想は「デカイ」です。とてもじゃないがポケットと呼べる代物ではありません。昔はもっと小さかった印象がありますが、20年も前の話なので、昔もこれくらいのサイズはあったのかもしれません。 どっちにしても、ネットで全部閲覧可能な時代にこんな分厚いものを参照することも滅多にないでしょうから、貴重な体験を楽しむくらいに考えておきます。 それでは。

試験の準備を

試験まで1ヶ月を切っています。年末年始があり、時間はあるとも言えますが、どうせなんだかんだでやらないこともあり得ますから、できるところでやっておくというのは今年の教訓です。 その第一弾として六法購入です。これは改訂・会社法の試験に持ち込み可ですが、逆に言えば、持ち込まないと話にならないということも言えますから、購入は必須と考えていいでしょう。 11月は泊まりで出張したり、宴会の立て替えをしたりして楽天スーパーポイントを2,000ポイント近く獲得できました。楽天ブックスで見たら有斐閣のポケット六法が2,000円だったので、ちょうどよかったので楽天ブックスで購入です。 しかし、いまどきは法律はネットで全部見ることができますので、金かけて買うのも何か腑に落ちないですが、他に持ち込めないので仕方なしといったところです。それよりも、過去問を見る限りではかなり難関な予感がするので、そちらの心配が先ですね。 それでは。

本の紹介『限界費用ゼロ社会』

未来社会を記述することができるでしょうか。 ジェレミー・リフキン『限界費用ゼロ社会 <モノのインターネット>と共有型経済の台頭』柴田裕之訳、NHK出版、2015年 経済学を学ぶ人なら知ってるであろう、限界費用でございます。書名では限界費用ゼロですが、実際にはかぎりなく限界費用がゼロに近くなるという意味合いで書かれています。普通に考えればゼロはありえないので、といった意味では偽りの書名です。 さておき、IoT(Internet of Things:モノのインターネット)が限界費用ゼロのポイントです。これまでの経済は稀少性が重要というものでしたが、これからはIoTの活用などで潤沢にものがあふれることで、それぞれの単価が下がっていくという主張です。例えば、3Dプリンターの普及で大規模な設備が不要になって、それも限界費用が安くなる要因だったりします。 そういう社会になっていくと、「協働型コモンズ」が発展するとしています。簡単にいうと、限界費用ゼロに近づくにつれて、私有財産という現代の資本主義が前提とする考え方が崩れ、みんなで財産を分けて生活するようになるというものですね。そこにはいわゆるフリーライダー問題が発生する可能性がありますが、協働型コモンズではそれやっちゃおしまいみたいな感じです。 そもそも協働型コモンズでは、所有というよりもアクセスという概念が重要になるというわけです。自分で持つのではなく、必要な時にアクセスする。カーシェアリングなんかがその一例になるんじゃないかと思います。 IoTによる限界費用ゼロ社会を目指すに当たって、エネルギーの確保が重要な課題であるとも述べています。インターネットは電気がなければ動きませんので、電力の確保が重要としています。今後のテロ活動がエネルギー源を遮断するようなものになると大きな問題に発展するので、それを防ぐ方策も必要である、と。 主張としては面白いと思いますが、現実的には本書の世界が実現するにはまだ時間が必要じゃないかと思います。とは言え、今後の社会を考察するヒントにはなると思いますので、★4つとします。 評価:★★★★☆

マルクス『資本論』読むの再開?

Amazonで何か面白い本がないかと適当にめぐっていたら、資本論に行き着きました。かつて経済学の勉強に、と読んでいた時期があり、岩波文庫版の6巻に入ったところで止まったままでした。 Amazonでその6巻を検索してみたら、「2010年7月5日に買ってますよ」とアラートが出てきました。むむう、5年間もほったらかしだったのですね。他に読みたい本もいくつかありますが、いま読み途中の本がそろそろ終わりそうなので、再開してみようと思います。 今年はピケティ教授の『21世紀の資本』も話題になりましたし、ちょうどいいかもしれません。まぁ、いつまで続くは分かりませんが・・・ ちなみに、5年前よりも20%ほど値上げしてますね・・・ 岩波文庫はすぐに値上げしますから、読みたいものは今のうちに買うというのもひとつの作戦でしょう。 それでは。

ニューズレター12月号

12月のニューズレターが届いております。今回はいくつかトピックスがありますね。 まずは試験関係です。すでに申込は終わっておりますが、日程が載っております。残り1ヶ月近くですので、ボチボチ準備をしておいた方がよさそうです。とにかく、最近はいろいろとありすぎて想定どおりのスケジュールでいくことが少なく、それに苦しめられる機会が多いので、善は急げで対応できればと思います。 さて、試験関連で言うと、また不正行為が発覚したようです。そんなのどうせバレるし、何かしら書いておけば点数につながることもあるでしょうから、何のメリットもありませんよ。溺れる者は藁をもつかむ、であれば、直前ギリギリまでテキストを読むとかの方が合理的と思いますがね。 続いてのトピックスは学費等の口座振替です。これは便利になると思いますが、振込自体が年に数回もなく、自分でやることで節目を感じることができるとも言えますので、これはどうしようかと悩んでおります。とは言え、年内締め切りなので早々に決断をしなくてはならず、サイコロ振って奇数なら申し込み、偶数なら見送りとかの方が話が早い気がします。 年末も近づいており、なんだかんだでドタバタしそうなので、できるものはピックアップしておいて、できるときに対処したいですね。 それでは。

試験申込完了

試験の申込をウェブ上からいたしました。ウェブ上では間違ったらそれでおしまいなので、締め切り前にもう一度確認する予定です。 特に今回は改訂・会社法を申し込んでおり、最初は末尾の(E)を選択しなければならないところを、(J)の方を選んでしまったというのもあり、ここは慎重を期さないといけません。 週末にもう一度確認といったところですね。 それでは。

レポート完成&投函

改訂・会社法のレポートを書き上げ、本日、投函いたしました。経験上、本日の消印になるはずなので、1月はめでたくダブル受験となりそうです。 今回のレポートについては、やや疑問符のつくできだと感じています。いろいろネタ集めして書いたのですが、書き上がって確認したところ、やや論点がずれているようでした。その辺は構成時にしっかりと固めておかないといけないのですが、そこがうまくかなった気がします。 いろいろと忙しいと細かいところでうっかりしてしまうことが多くなりますね。まぁ、それとは関係ないのですが、ふと壮大なウッカリを発見してしまい、やや凹んでおります。それはまた次の機会にしましょうか。 試験勉強もしなければなりませんが、溜まりに溜まった未読の書籍をじっくり読む時間が欲しいですよ。 それでは。

10月の試験結果

レポート締切前のイベントと言えば、前回試験の結果通知です。さて、結果はいかに?  国際貿易論 B  人口論 D 試験終了後のブログはいずれの科目も弱気の発言でしたが、かたや合格、かたや不合格の結果となりました。持ち込み可だからこそ、もっと細かな論点が必要と評価した国際貿易論が合格、それ以上に弱気の自己評価の人口論が不合格となりました。これで人口論は長い付き合いになることになりましたが、4単位の国際貿易論を攻略できたのは収穫だったと言えるでしょう。 さて、図らずもこの今週末にレポートを仕上げなければならない事態になっております。次の試験が人口論だけになるのか、はたまた狙いを定めた改訂・会社法とのダブル受験になるかは今週末にかかっておりますが、土曜日はなんと、大腸内視鏡検査であります。 経験者の方はお分かりかと思いますが、腸の中身を空っぽにするため、超強力な下剤を朝から飲まないといけません。これはもう我慢できるとかいうレベルではなく、空っぽになるまではトイレにこもりっきりという有様なわけでございます。そんな中でレポートを果たして書けるのか、自信がないどころか多分無理です。 あとは検査後の夜、そして幸いにも日曜日開館の図書館での踏ん張り次第となってます。レポートの構成はすでに考えてありますが、水曜日に図書館に行ったものの、意外に会社法の思想などに触れている文献が少なく、しかもなぜか内容がよさそうな本がほとんど貸し出し中ということで、骨組みにどう肉付けするかがポイントです。 まぁ、受験対策という点に絞れば、まずは提出するという作戦もありますので、そこはずる賢く攻めていきたいと思います。 それでは。

予定は未定

世の中、なかなかうまいことには運ばないのは今更言うまでもないことではありますが、15日の図書館突撃は家族の体調が振るわなかったこともあり、当日に中止となりました。 例のごとく、仕事もドカドカ入ってきてしまい、平日はまとまった時間が取れずという状況です。早めに勉強を始めたまではよかったのですが、レポートを2本仕上げられるかはかなりの危険水域に突入です。 仕事の方も停滞気味になりつつあり、うまくいかない時は全てがうまく回らないですね。今は我慢のときかもしれません。 それでは。

やはり一筋縄ではいかない

今週は予定表に図書館訪問を入れていたのですが、仕事の方で炎上してしまい、結局は1回のみの訪問となりました。金曜日に行って、レポートネタを集めてきました。 なかなか来れないから多めに集めようと思ったのですが、なんと今月と来月は日曜日にも開館する日があるじゃないですか。というわけで、明日15日にも行ってみようと思います。 定常的に日曜日開館となれば、活用の度合いもグッと高まることも予想されますので、引き続きの取り組みにしてもらえると嬉しいですね。 それでは。

オンデマンドは経済の新たな潮流か

最近、Amazonビデオにハマっております。つい空き時間があると、観てしまいます。特に昔のドラマ、映画がAmazonプライム会員は無料で観ることができるので、これは利用しない手はありません。 昨日は「ビューティフルマインド」を観ました。経済学の教科書にも出てくるナッシュ均衡で有名なジョン・ナッシュをモデルにしたストーリーです。その他、最近のドラマも豊富なのでそのうちに手が出てしまいそうです。 いま『限界費用ゼロ社会』という本を読んでいます。アマゾンの経済学関連トップの本ということで、アマゾンでは入荷待ちステータスだったので地元の本屋で急ぎゲットした本です。その後、kindle版が出ており最初から出せよと噴飯ものですが、さておきAmazonビデオのようなオンデマンド配信は、本書で示されていくであろう限界費用ゼロのモデルでしょう。 楽天やAmazonの登場で商圏がなくなるということが言われましたが、実際に現在ではどこにいても、どこの店舗からでも商品を買うことが可能です。商売側では商圏に縛られていた販売可能性が一気に解放され、購入側も近くに店舗がなくても、郵送されてくるのを待てばいいわけですから、ブレイクスルーポイントだったと言えるでしょう。 そして音楽の聴き放題、そしてこの秋に続いている映像の見放題サービスなどオンデマンドサービスはこれまでの経済モデルを大きく変えるでしょう。これは私の所属する会社のコアコンピタンスにも関わる部分ですので、前述の著書や経済学的な視点からの考察などをフル活用して対応したいと思います。 余談ですが、今回の記事で777回目の投稿です。どうでもいいですねw それでは。

ニューズレター11月号

ニューズレターの11月号が届いております。次回の試験日程、レポートの締め切りなどがメインでしょうか。カレンダーにはスクーリングの日程終了なんていう文字も見られます。そうですね、夜間スクーリングは12月の終わりの方まで続くのでした。最後の方はかなり寒い中を通った記憶があります。 なんだかんだで次回の試験のレポート提出期限まで1ヶ月ありません。経済史が順調とはいえ、油断していると間に合わないなんてこともあるかもしれません。要注意です。会社法の勉強もそろそろ始めないといけません。合わせて試験日程もチェックしました。今年度の最後ですから、きっちりと結果を出したいものです。 さて、4月入学に向けた説明会のことが載っていました。思い起こせば、6年前のこの説明会が慶應義塾大学におけるキャンパスライフ(?)の発端でした。その間、成長したのは腹周りだけという噂もないことはないですが、時が経つのは早いものです。卒論テーマも決めて入学しましたが、いろいろと学ぶなかで他にも面白そうなテーマがでてきてますので、実際に決めるとなった時に迷いそうです。まぁ、本来ならばとっくに迷ってないといけないんですが・・・ 最後に、出ました、試験での不正行為です。何度も取り上げてますが、何一つメリットありませんから、やめたほうがいいです。ただでさえ、取り締まりが厳しくなっているように感じますし、リスクも大きすぎます。その覚悟があるのであれば、同じエネルギーを事前の勉強にあてた方がよいです。 それでは。

珍しく順調?

珍しくと言ってしまうと自虐的ですが、つい口をついて出てしまうほど、最近にはない勉強の順調さです。業務の方もやや落ち着いてきたということも手伝って、いいペースと言っていいでしょう。 経済史はテキスト自体の量が多く、参考図書まで指定されている上に、それを読んでレポート書くこととなってますので、これくらいの順調度でないと先に進みません。非常にいい流れです。 とにかく、今のうちにこの勢いを他の科目に展開しない手はありませんので、前倒しで挑戦していきたいですね。 それでは。

日経新聞 やさしい経済学の新連載

今日10/27から、日経新聞の経済教室のやさしい経済学のコーナーで、小黒一正氏の連載が開始しました。「人口減少下での政治」ということで、人口減少時代の政策決定に関するものとなります。 ちょうど人口論の試験を受けた直後ということで、なかなかタイムリーな連載です。どれだけ効率化、自動化が進んでも、ある程度は人口が増えるということが今のところは経済成長には必要ですので、この連載をじっくりと読んで、知識にしたいものです。 国際貿易論のTPPといい、学んだことが新聞などに載るのは気持ちがいいですね。 それでは。

勉強の秋

試験が終われば、次の試験に向けた準備というのがルーティンです。昨年度がいろいろあって何も進展のない1年になってしまったので、今年度は気合を入れて臨まなければなりません。 というわけで、次の試験は以下の3科目に照準をあてていきます。  経済史  改訂・会社法  統計学 経済史のテキストを読み始め、改訂・会社法のテキストを先日アマゾンでポチッとしました。会社法の知識は業務にも直結しますので、趣味と実益を兼ねることになりそうですね。そうなると、スムーズに進みそうな気がします。 統計学は以前にかなり進んでいたのですが、一旦、読み返しながらの挑戦にします。経済史はひたすら読むだけ。 なんだかんだで、次回の試験が2015年度の最後となります。4月の第1回は受験してませんので、今年度3回目の受験を目指してレポートを仕上げていきたいと思います。もっとも、今回の結果がダメだと思うので、結果的には何もしなくても3回目の受験は濃厚なんですけどね。。。 それでは。

ついに老眼鏡を導入

齢42を数え、もともと視力は抜群であるため、とある体の変化に対応しづらくなってまいりました。そう老眼です。 ここ3〜4年くらいは近くのものはぼやける、夜には疲れるなどの症状が出ていましたが、実生活にはあまり影響がなかったので特段の対策は講じてきませんでした。ところが、前の会社の先輩と飲む機会があって、ちょっと借りてみたらあまりに見え方が違ったので、試験的に買ってみました。 JINSで視力測定などなしに買えるという約5,000円の「READING GLASSES」というやつですが、なかなかいいです。お得意のブルーライトをある程度カットする機能付きです。なので、若干黄色みがかかって見えるので、完全にPC用になりそうですが、それ以外の用途も見当たらず、まずはこれでよいかと思っています。 そのうち、テキストを読むにも必須なんて状態になるでしょうから、早めに慣れておくのも悪くないのかもしれません。 それでは。

ニューズレター10月号届く

ニューズレターが届いております。下書き自体は結構前に書いていたのですが、本アップをすっかり忘れておりました。 10月なので新入生へのメッセージが載っております。毎度のことですが、新入生に向けてこれから大変ですけど一緒に頑張りましょうといった内容です。卒業までの道が楽ではないのはすでに実体験としてありますが、改めて入学当初の気持ちを確認するにはいい機会です。 その他、テキストに関する正誤表が載っていますが、数学についてはかなりの量となっています。校正は大変かと思いますが、それによってレポートや試験の結果が変わることもあるでしょうから、その辺はしっかりとやってもらいたいというのは従前の要望であります。 それでは。

科目試験2日目終了(2015/10/18)

というわけで、科目試験の 2 日目が終了しました。今日は国際貿易論の受験で、初めて西校舎での受験でした。西校舎はスクーリングでは入ったことがありましたが、試験では初ですね。 さて、持ち込み可ということで最初は気持ちは楽でしたが、持ち込ませてやるんだから細かい論点まで書けるんだろうな?あ?といった雰囲気がプンプンと問題用紙から匂ってくる始末で、一転、プレッシャー下での受験と相成りました。 やはり内容としては、出題者の意図に応えられてない気がします。教科書見れば書けますが、前述のとおり、細かい論点まで突っ込まないとダメそうな感じです。事前の準備前提で当日に関係する部分を拾う形でないとダメでしょうな。 さておき、終了後はルーティンで麻布ラーメン突撃です。まあ、終了後なのでルーティンでも何でもないですが。こちらも普段はカウンター席ですが、そこが一杯で初のテーブル席でした。まさに「孤独のグルメ」。 最近、 Amazon プライムに加入してると見放題という Amazon ビデオを見ています。実際には課金コンテンツもあるので、全部が見放題ではないんですが、その中に名前は聞いたことがあった「孤独のグルメ」があります。もとは漫画らしいですが、それをドラマ化したもので、現在リアルタイムでやってるのはシーズン 5 のようですね。 Amazon ビデオではシーズン 4 まで見れます。主人公が場末の店みたいなところで食べながら心の呟きがナレーションで入るというものですが、主演の松重豊さんの演技に味があって、ついつい見てしまってます。まだ見始めたばかりですが、ハマりそうです。 松重豊さん扮する主人公が、ニヤニヤしながら食べるという絵ですが、周りから見たら怪しいオッさんです。シチュエーションも相まって、危うく同じ絵になりかけました。あぶねー。 主人公はお酒を飲めない(場面設定も仕事途中ですが)ので、ひたすら食に専念するというのも酒飲みからすると新鮮です。もう少しお作法を覚えて、「勝手に孤独のグルメ」をやってみたいものです。 話を戻しますが、試験終了となると次は新たな科目探しです。そろそろ科目も限られてくるので、よく考えて選択しようと考えております。自動的に必修の経済史が最有力候補になりそうですが。。。 それでは。

レポート返却と科目試験1日目終了(2015/10/17)

というわけで、科目試験1日目が終了しました。朝は雨で気温も低かったのですが、帰る頃には雨もあがり、寒さ対策でやや多めに着込んでいたため、汗ばむくらいでした。 さて試験の方ですが、おそらく人口論はテキストの範囲内での出題じゃないかと思われ、そんなに対策としては困ることはないかと予想していましたが、出題自体はそのようでした。ただ、だからこそ内容は確実にしておかなければならないという見方もできるでしょうから、結果に関してはもともとの準備が不足しているのも加味して、期待せずという形にします。 明日は国際貿易論ですが、そのレポートが返ってきました。金曜日にポストをみていないので、金曜日に届いていたと思われます。気になるレポート結果は・・・  合格 ありがとうございます! 内容については高評価をいただきました。もう少し細かい論点での記述があれば、とのアドバイスでした。その辺のことも踏まえて、明日の準備、追い込みをしようと思います。 明日は2時限目の受験なので、終わってからの麻布ラーメンをおいしく食べられるよう、試験に臨みたいと思います。 それでは。

さあ、試験

意気込んでみたものの、準備不足は明らかな朝を迎えております。しかも雨で気温が低い東京地方です。最高気温が17度ということで、冬物を引っ張り出そうか迷っております。しかも連日の激務で体力もない・・・ 今日の人口論は持ち込み不可のガチンコバトル、明日の国際貿易論は持ち込み可とは言え楽観的にはとてもなれません。まずは受験することが大事ですが、開始までに悪あがきするしかないですね。 それでは皆様、今日も頑張りましょう!

TPP交渉に進展

ここにきてTPP交渉が大きく動いており、連日の日経新聞トップです。 実は国際貿易論のレポート内容でTPPを選択しており、かなりタイムリーです。そこで書いた比較優位などについて、改めて現実の状況に置き換えながら「ほほう」と膝を打っている毎日です。 比較優位を考えると農業以外に注力した方が将来的にはよいという結論のレポートですが、実際にはどうなるでしょうか。興味津々で追ってみようと思います。 それでは。

科目試験受験受付票ほか届く

科目試験受験受付票が届いております。申し込んだ2科目ともに許可とのことで、ひと安心です。同時に新しい学生証のシールも届いていますので、試験までに張り替えなければいけません。 肝心の勉強の方ですが、シルバーウィークにかねてから病気療養中だった父が亡くなり、法要で時間が取れず、その後はなぜかどこにも寄っていないのに連日の午前様が続いており、これは芳しくない状況と言えます。残りの期間で要点はしっかり押さえないといけません。 ただ、国際貿易論は持ち込み可なので、参照しながらの受験が可能です。なので、どこに何が書いてあるかのおさらいをしつつ、内容をなめていく予定です。人口論は持ち込み不可なのでガチバトルの様相を呈していますが、ここはやるしかありません。 それでは。

本の紹介『真説・長州力 1951-2015』

白いブーツと言えば、この人。 田崎健太『真説・長州力 1951-2015』集英社インターナショナル、2015年 プロレスラー長州力の半生をまとめた本です。小さい頃はまだプロレスがゴールデンタイムに放送していた私にとって、長州は興味を抱く対象であります。リング上で藤波ともめた、いわゆる「噛ませ犬」事件は、子ども心にかなりの衝撃であったと記憶しております。 プロレスは格闘技としての一面、エンターテインメントとしての一面があり、一般人にはなかなか見えにくい部分があると思いますが、まぁ、いろいろあったんだということが紹介されています。 長州が言うには、プロレスは波を立てる人とその波に乗る人の2種類がいるそうで、長州はその後者になろうと奮闘していたんだなと感じます。結果として、そうなったんじゃないかと思いますが、経営は素人のようで会社は長続きせずに来ているのが現実です。 もともと日本国籍は持ってないのは知ってましたが、この本の執筆段階でも持ってないというのは意外でした(取得検討中らしい)。オリンピックも日本代表ではなく、韓国代表で出ているなど、長州力について知らないことが多かったです。 印象的なのは、長州力の強さは半端なく、まともにやったら勝てないと他のレスラーが言っていたのですが、ことプロレスに関してはところどころで猪木さんには叶わないと本人が述べているところです。上記のとおり、強いだけではいいプロレスラーにはなれないですので、その他の部分が猪木にはあり長州にはないところなのでしょう。猪木は何でもチャンスに変えてしまうバイタリティーがあるが、長州は不器用でいろんなチャンスを自ら潰してしまう。分かる気がします。 長州力というプロレス界限定の内容なので、評価は普通レベルにしておきます。 個人的には面白く読めました。 評価:★★★☆☆

【番外】ラグビー日本代表、南アフリカ代表を撃破!

18日(日本時間19日)からひっそりと開幕しているラグビーワールドカップですが、日本代表がその初戦でやってくれました。優勝候補の一角である南アフリカ共和国代表、愛称スプリングボックスを34-32で破りました!しかもラストワンプレーでの逆転勝利です。 実は日本代表がスプリングボックスと対戦するのは今回が初めてです。スプリングボックスは、南アフリカのアパルトヘイト政策によって国際試合がほとんどできない時代が長く、加えてラグビーの場合はランキング下位国が上位国となかなか試合できない仕組みなので、実は初めてだそうです。一方で、日本のジャパンラグビートップリーグには南アフリカの選手が近年多数来ており、今回も先発にひとり、控えに3人トップリーガーが入っております。ある意味では、初めてながらもよく知る相手とも言えるでしょう。 そんな政治的事情でワールドカップはまだ5回しか出てませんが、優勝2回。かたや日本は過去に7回連続で出ていますが、まだ1勝しかしていません。しかも、ニュージーランド代表オールブラックスに145失点の経験もあり、ワールドカップで100失点以上した唯一の国となります。そんな両国なので、最近は日本代表もかなり強化されているとは言え、かなり勝ち目の薄い試合かと思っていましたが・・・ 最初は善戦して「惜しかった〜」と思えればの気持ちでしたが、開始直後から日本代表が積極的にプレーしていて、「そのうち疲れるだろうな・・・」と思っていたら、わずか2点ビハインドで前半終了。 「これはもしかしたら、負けたら相当悔しい試合になる」 そんな気持ちにさせてくれる内容でした。後半、ある時間帯でスプリングボックスの時間になってしまい、いつもならこのまま失点を重ねて敗戦というパターンでしたが、取られたら取り返すの熱い展開で、試合終了近くまで来ました。そこでスプリングボックスがトライを狙わずに、ペナルティーゴールで逆転するのですが、終了後にJsportsの解説が「南アが日本を認めた瞬間」と言っていたプレーで、結果的にはこれが勝負の分かれ目だったのかと思います。 残り2〜3分くらいのところで、ジャパンは逆転を狙い、フォワードで怒濤の前進を敢行しゴールラインを突破!に見えたのですが、わずかに超えられず、スクラムとなりました。残り1分半でスクラムでしたが、プレッシャーがあった

学費納入

事前に資金は用意してあったのですが、なんだかんだで今日支払いました。実は今日は誕生日なのですが、それは偶然です。 支払った分は元が取れるように、しっかり勉強していきたいです。最近、やけに仕事が忙しいですが、そういうときこそ効率よく進められることもありますから、ポジティブに考えたいところです。 それでは。

ニューズレター9月号届く

ニューズレター9月号が届いております。今回のメインは科目試験日程ですかね。その他には卒業予定者向けの日程なんかも載っておりました。 さて、今年も夜間スクーリングが始まりますね。これから冬に向かって寒くなっていきますが、熱気ある教室はそんなことをものともせず、といったところでしょうか。私はすっかりスクーリングとは無縁の状態ですが、図書館通いなどで熱気は感じておくのもいいかなと思ってます。 それでは。

試験申し込み完了

10月の試験の申込を済ませました。どうも、最近はレポート提出ですっかり気が抜けてしまい、申込を忘れる傾向があります。前回はギリギリでセーフ。今回も余裕はあるとは言え、うっかりすると忘れておりました。 レポート出したら、申込。という流れを忘れないようにしないといけません。 ともあれ、後は試験に向けて準備するのみです。 それでは。

レポート提出!

今朝、レポートを投函しました。今日の投函で明日の締め切りには間に合うはずです。 出来の方はそこそこに仕上がったと思います。プリントする前に読み返したら、議論がとっちらかっていましたが、まずは提出優先です。結果、どうなるか不明ですが、体裁は十分に整っていると思います。 これで前回不合格の人口論とあわせて、2科目受験です。最大6科目なのでなんのこっちゃですが、まずはできることをやるのみです。 それでは。

7月の試験結果

お待ちかね。7月の試験結果が出ました。前回の 試験終了時 には想定GUYの出題ということを書いておりましたが、その結果はいかに?  D こちらは想定の範囲内! やはりそう簡単にゲットできるものではありませんね。仕切り直しです。 この週末で国際貿易論のレポートを書き上げ予定です。このまま提出すれば、久々に土日連続での受験となりますので、気合い入れて書き上げます! それでは。

レポート出しますよ!

まだ完成しているわけではありませんが、日程的には余裕の進行状況です。仕事も忙しいですが、レポートネタはほぼ出そろっており、あとは書いていくだけという状況です。 どこまで内容を充実させていくかがポイントですが、まずは合格レベルの完成を目指していきます。追加部分はその時の日程次第ですかね。 本当はもう一科目出そうと思っていたのですが、そこははかない夢に終わりそうです。 それでは。

学費納入の季節

さて、大学から郵便物が来ており、中身を確認したら学費の納入手続きの案内でした。お金は用意してあるので、あとはいつのタイミングで行うかだけです。 学費の支払いがあと何回あるのか、それは自分の頑張り次第だと言い聞かせつつ、振込を行おうと思います。 それでは。

ニューズレター8月号届く

ニューズレターの8月号が届いております。今回は早くも科目試験の案内が記載されております。レポートの締め切りは9月1日。ここは忘れないようにしなければなりません。 三色旗は入学記念号となっております。いまさら?と思いましたが、隔月発行になったのでやむなしと言ったところでしょうか。 これを書いている時点で夏期スクーリングがスタートしており、夜間スクーリングのテキスト案内も今回同梱されていました。刻々、行事は動いて行っていますね。かたや、自分自身は・・・ おっと、下を向いてはいけません。できるところでやるだけです。 それでは。

本の紹介『火花』

芥川賞受賞です。 又吉直樹『火花』[Kindle版] 文藝春秋、2015年 話題の書ですから、皆さんご存じかと思います。私は最初は興味なかったのですが、ビッグウェーブには乗っておくに越したことはないので、Kindle版を購入です。そしたら意外に面白かったというのが感想です。 基本的に小説の類いは読まないので、評論するまでの知識はありませんが、巷では純文学と言われているように、読ませるタイプの作りですね。流行としては、会話中心にテンポよく進んでいくものが時代の要請なのでしょうが、こちらはじっくり読ませるような印象を受けます。 お笑い芸人とその先輩のやりとりがストーリーの中心ですが、なかなかに切ない描写もあったりして、そこそこ楽しめる内容です。長さ的にも短めですし、時間とお金に余裕があれば、読むのも悪くないと思います。 しかし、初回でここまで私小説的に書いてしまったら、次からネタがないんじゃないかという余計なお世話な心配をしてしまいますね。次回作がどうというよりも、今回の内容にさらにこまかい描写を加えたバージョンが出ると面白いかもしれません。 評価はフツーのレベルにしておきます。 評価:★★★☆☆

心は10月に、ただし別件で・・・

さて、10月の試験に向けて動いている予定でしたが、ここに来て動かしていた2本のプロジェクトのリリース準備と、新たなプロジェクトへの参加で慌ただしい日々を送っております。 とは言え、空き時間はちょっと前に比べて出てきているので、そこはうまいことやりくりしながらなのですが、とにかく暑くて体力がかなり消耗気味なのがネックです。 平日はずっと冷房の中にいますので、週末くらいは扇風機で過ごしてみようと思い立ったものの、汗だくです。ユニクロのエアリズムのおかげでなんとか過ごしている有様です。 ところで、エアリズムのべとつかない感じは、すごいですね。反面、密着度が高くて窮屈なのが難点ではありますが・・・ それでは。

本の紹介『Evernote仕事術』

使っている人も多いのではないでしょうか。 佐々木正悟『Evernote仕事術』[Kindle版] 東洋経済新報社、2015年 かく言う私も、実は2009年から利用しています。登録が2009年なだけで、当初は使っていなかった記憶がありますが、過去の履歴を見る限りでは5年以上は活用しております。 evernoteはウェブ版の何でもノートと言ってよいでしょう。日々の記録、アイデア、備忘録となんでも活用可能です。特にGetting Things Done:GTDという整理術を使う人にはいいツールかもしれません。そして私もそのひとりです。 いまの会社はメーラーなどのシステムが統一されているため、自分で好きなものを使うことができません。そんなわけで、いままで使っていたタスク管理などがうまく連携しなくなっており、そんな中で悩んで行き着いたのがevernoteです。 evernoteはリマインダー機能もついており、タスク管理にも使えます。もちろん、専用のツールには叶わないのですが、いまは制約があるためにいろんなツールを使用できない事情があり、evernoteの機能を使うというところに行き着いたのが最近です。で、たまたまAmazonのKindle日替わりセールに出てきたので、買ってみた次第です。 言ってしまえばノートですから、人それぞれの使い方があります。この本ではそれらの達人の使い方を紹介しています。先に述べたGTDで使っている人もいて、その辺は非常に参考になりました。そしてなにより、達人と言われる人たちが独自の使い方を持っており、そういう意味では非常に可能性にあふれたツールであるなと、再認識させられました。 事例紹介がメインであり、内容自体はそこまで深くはないので、普通の評価としました。 評価:★★★☆☆

本の紹介『我が闘争』

ヒトラーのほうではありません。 堀江貴文『我が闘争』[Kindle版]幻冬舎、2015年 ご存じ、ホリエモンの著書です。なにげにホリエモンの著書は3冊目ですね。ホリエモンとは1歳違いで同じ世代というのも影響しているのかもしれません。あるいは生き方に対する共感というものもあるのかもしれません。 発売当初から気になってはいましたが、後回しにしていました。そこにKindle版のセール情報が届いたので、即ポチです。 今までの本はなんらかのテーマで書かれておりましたが、この本はホリエモンの人生そのものについて書かれています。福岡県八女市で育った時代に始まり、そこを抜け出すために東京に来てから、そして逮捕、収監、出所までの半生が書かれております。 良くも悪くもいろんな経験をして、社会に影響を与えてきた人物の話ですから、それなりに引き込まれるものがあります。もちろん、自伝系の本は割り引いて見ないとダメですが、波瀾万丈の人生は小説ばりです。 本人も最近は認識しているようですが、相当変わった性格のおかげでいろんな問題が起きています。逆にそうだからこその起業、成功と言えるかもしれません。最近、新聞を賑わせている東芝の不正会計問題ですが、東芝の場合、ホリエモンの10倍もの粉飾なのにおとがめなしなのは、社会に喧嘩を売ってしまう性格で損しているという見方もできますね。 この手の本は好き嫌いがありますので、ホリエモン自体に興味がない人は星ひとつ減らすくらいでちょうどいいかもしれません。ベンチャー企業に興味のある人は、参考にできる内容と言えるでしょう。 評価:★★★★☆

心は10月に

科目試験が終われば、次の試験に向けての準備が始まるのは、通信生にとっては至極当然の話であります。 10月と言えば、秋刀魚に秋なす、焼いて醤油をちょいと垂らして、麦の量が1.5倍のキリン秋味とともに楽しむというのが定番・・・ではなくて、科目試験です。それに向けてレポートを書かなくてはなりません。 単位の状況を踏まえると、選り好みというよりは、取れるものから取っていくという戦略に今年度は切り替えてもよいかもしれません。卒業と最大在籍期間を考慮すると、ボチボチのんびりしてもいられないという状況であるのも確かです。入学当初は最短の2年半で卒業なんてうそぶいていたのが懐かしいですね・・・ 業務のマネジメントよろしく、単位のマネジメントもできてこそのサラリーマン学生です。苦しい状況も楽しむくらいの余裕を見せていきたいものです。 それでは。

試験終了

てなわけで、試験終了でございます。今回はF群の人口論のみでした。 東京はなかなかヒンヤリした気候だったので、長袖着用で向かいました。結果的には蒸し暑さがなかったわけではないですが、正解だったと思います。 昼過ぎ開始の試験ですので、事前に食事をすることにしました。いつもであれば、麻布ラーメンなんですが、試験前にあのコッテリ感はどうよという思いもあり、回避することに。となると、田町周辺ではすき家、松屋、日高屋あたりが候補になるのでしょうが、いつも行ってるチェーンなので、雰囲気を変えて大井町駅でバーガーキングに入りました。まぁ、こちらもガッツリ感満載なんですが、おそらく麻布ラーメンよりも軽い部類に入るでしょう。 腹ごしらえを終えて校舎に着いた頃に、前の時間の試験が終わったところでした。時間の読みは完璧でした。この調子で試験も完璧という風に行かないのが悲しいところです。 人口論は過去問が掲載されていないため、完全に手探り状態で臨みました。内容は想定GUYでしたが、レポートのときに触れた内容でもあったので、できる限りの解答はしてきました。あとは内容が合ってるかどうかですね。 というのが9ヶ月ぶりの試験の状況でした。9ヶ月ぶりでしたが、あまりブランクを感じませんでした。まぁ、もともとが3ヶ月に一度の試験ですから、そういう意味であまり感じなかったのかもしれませんね。 それでは。

試験前日

さて、明日の日曜日は久々の科目試験受験となります。今日から受けているみなさま、ご苦労様です。 準備の方は万全ではないどころか、まったくもって不足している状態ですが、できる限りのことはやってこようと思います。 F群ですので、朝はゆっくりの出発となります。天気は明日も悪いようなので、早めに出て近くのカフェで最終の確認でもしようかと思います。 それでは。

本の紹介『HARD THINGS』

口で言うほど簡単に、成功は手に入りません。 ベン・ホロウィッツ『HARD THINGS』[Kindle版]滑川海彦、高橋信夫 訳、日経BP社、2015年 著者は、アメリカでベンチャー・キャピタルを経営する人で、共同経営者はマーク・アンドリーセンというNetscapeを作った有名人です。著者がこれまで会社経営をしてきて起きた様々な出来事を綴った本です。 起業して成功すると、大きなリターンを得ることができます。しかし一方で、そのほとんどが失敗に終わり、成功者も激しいプレッシャーにさらされてしまうというリスクが存在します。それらについて経験者の口から語られる、非常にためになる内容です。 今のところ、私自身が起業するというプランはありませんが、いつなんどきその機会が来るか分かりませんし、通常の業務においても起業家精神についての心得があれば、よりよく物事を進めることができるかもしれません。 起業した社長の場合、その時々の判断が会社の命運を左右します。誰にも相談できず、吐き気がするまで悩んだ末に、判断が間違っていたなんてことが起きると想像するだけで、クラクラしますね。いろんな助言を得られたりしても、結局は自分が決めなければいけないという状況は、責任重大ではありますが、一方では大きなモチベーションに繋がるのかもしれません。 ちなみに、私のいまの取引先はそういう企業が多く、商談の相手がその社長だったりすることもあって、普段はニコニコしているけど、大変な苦労をしているんだろうなぁと思いをはせながら読んでしまいました。 余談ですが、著者が社員が当時のプロジェクトについて語った文章を読んで泣いたという下りがあるのです、その時の社員は私の前々職の先輩社員です。出てるとは事前に聞いていたのですが、実際にその文章を読んだときには「ほほう」と思ってしまいました。仮に私が著者と同じ立場なら、泣くでしょうね。そんな文章です。 簡単に言うと、とにかく大変だったが、プロジェクトがうまく回り始めて最後に形になったときには楽しかったという内容で、そこについては私も似たような状況にあるので、最後に笑えるように頑張るだけです。 起業するしないは別としても、ビジネスには使える内容だと思います。 評価:★★★★☆

【番外】雨上がりの夜空に

勉強の時間がないと言いつつ、どこかで仕事での緊張状態から解放しないと一週間が終わらないという悲しき中年でございます。 今日も夜中の2時まで、地元の飲み仲間と飲んで歌って憂さ晴らしをして、帰路につきました。夕方は土砂降りだった雨も、やんでおりました。 まぁ、だいたいその時間になるとまったくと言っていいほど、通行人はいないので、爆音で音楽を聴きながら歩いていたのですが、ちょっとした合間に何かを叩く音が聞こえてきました。ふと見たら、道路の向こう側の小柄な女性が、ビニール傘で地面を叩きながら歩いていました。しかも振りかぶっての地面叩きです。 よほど気にくわないことがあったんでしょうか、相当な勢いで傘を地面に打ちつけておりました。周囲の民家に危害を加えるようであれば、注意してやろうと思いましたが、そこは理性があったのか地面にのみ打ちつけておりました。 どんな事情にせよ、他人様に迷惑かけてはいけませんが、まぁ、なんでしょう。どんな年齢、立場でも仕事でうまくいかないことはあるでしょう。それを合法的に、他人に迷惑をかけずに、いかに発散するかが次の一週間を決める要素と言えます。 とか言って、自分の酔っ払いを正当化しているだけという噂もありますが・・・ それでは。

人口論のレポート返却される

さて、人口論のレポートが戻ってきました。提出から1ヶ月弱ですから、基本ルールどおりですね。採点ありがとうございました。 さて、完成直後は自分なりにデータを盛り込んで、ということをブログに書いていますが、結果はどうだったでしょうか。    合格 素晴らしい! しかもコメントのひと言めが、    秀逸です。 YDKですよ!YDK!やればできる子!(某学習塾のCM) いろいろデータを盛り込んで自分で図表にしたのを高く評価した、とのことでした。データ集めと図表作りだけで1日近く費やした甲斐がありました。その割に答案が赤だらけだったのは、てにをはといいますか、言い回し的な部分がかなり直されていたせいでした。こればかりは個人のクセもありますので、意味がとおればOKだろうと思う反面、そこまでこまかくチェックしてくれたのは感謝です。 さて、これで気持ちよく試験に臨めますが、なんのことはない、試験勉強があまり進んでいないのでした・・・ そちらをどうにかせにゃ。。。 それでは。

科目試験受験受付票届く

レポート提出ギリギリ、受験申込もギリギリでしたが、無事に受付完了です。一方で学習状況は芳しくありません。 業務が多忙なのは理由があって、もともと新規事業の立ち上げだということに加えて、人員計画の遅れもそれに拍車をかけています。本来は現状で3人、秋までに4人という計画なのですが、まだ2人しかいません。基本的に即戦力が募集対象ですが、さすがに即戦力が転職市場にあふれているわけでもなく、応募してくる人材の経験不足などで先に進まない状況であります。 で、当然のことながら事業計画はそのままですので、簡単に言えば1人で2倍の業務が発生するわけです。まだ、スタートアップ段階なので、実作業が発生しているわけではないのが救いですが、そろそろ具体化している案件も発生しているので、そちらが始まるとどうなることになるのかという不安が大きいです。 もっとも、業務それ自体は何とか回せそうですが、学習も含めて、その他のことがかなり犠牲になりそうな予感です。とはいえ、仕事で結果出していかないと生活の糧も手に入りませんので、仕方なしではあります。毎度言ってますが、ここのバランスはサラリーマン学生の宿命でしょうな。 それでは。

ニューズレター6月号

言うまでもなく、とっくに届いているニューズレター6月号です。今回は夜間スクーリングの案内が届いています。 業務の関係でなかなか時間がとれない中で、無理矢理に入れてしまうというのもひとつのやり方かなと思います。一方で、会社から大学が近いとは言え、いまの会社の終業時間が18時半ですので、100%遅刻確定という状況をどう考えるかです。 いずれにしても、スクーリングで必要な単位は取ってますし、すでに受けたい授業は受けてしまっているという状況も、不参加を促す要因になっております。最近の停滞気味の学習状況を改善するためにも、スクーリングはいい刺激になると思うので、じっくりと検討しようと思います。 それでは。

試験まで1ヶ月

さて、世紀の大チョンボ寸前から一週間近く経過し、試験まで残り1ヶ月となりました。仕事の方は相変わらず多忙の予感ですが、昨年のTOEICでやればできるというのを思い出しましたので、再度、それで結果を出したいですね。 ところで、仕事で東南アジアの年代別の人口構成の話が出てきて、人口論で読んだ部分だったので商談中にひとネタ追加できました。インドネシアあたりは20代、30代の比率が多いとのことで、スマートフォンが若者によく使われているとか。日本でもデジタルネイティブ世代なんて言われてますが、少子化の日本よりも総数ではかなり上回っているでしょうから、スマホ向けのサービスの可能性なんかはかなりありそうです。 となると、英語。TOEICの再開時期は未定ですが、なんだかんだでやることになりそうですね。目指せ800点! それでは。

あやうく受験申込忘れるところだった!

9ヶ月のブランクは大きかった・・・ 完全にルーチンワークを忘れておりました。。。 やっとのことでレポートを提出しましたが、そこからまた連日の午前様帰りに地方出張で週末はほとんどくたばっておりました。忙しいうえに業務のことで頭がいっぱいで肝心なことをど忘れしておりました。  受験申込 あわわ・・・ レポート出してもこれしなきゃ意味ないじゃん! で、なんで気づいたかというと、ニューズレターです。そう、今日は6月1日。ニューズレターが届いていたのです。マンションまで着いて、面倒だから郵便は確認せずに帰ろうとしたのですが、なんとなくフラッと郵便確認したら来てました。そして部屋に向かいながら、今回のトピックは試験の日程とかかなぁ、なんて思って歩いていたら、あれ・・・?  申し込みしてない! 運良く気づきましたよ。。。 やべー!やっちまった!と頭が真っ白。コンビニで買ってきたハイボールをその場で一気飲みする勢いでしたが、いや、ちょっと待て。確か今日いっぱいは申し込めるはずだ、と気を取り直してMacBook Airを開き確認すると、まだ大丈夫でした。 先週と打って変わって業務は落ち着き、普通の時間に退社。不思議と誰かを誘って飲みに行こうとか、立ち飲みで一杯!とかにならず、まっすぐ帰ってきたのもよかったです。 善は急げとばかりに、他の科目のテキストも読み始めてしまったりしておるわけですが、ただのせっかちに成り下がるところでした。 とりあえず、今日はハイボール飲んでゆっくりするかぁ。 それじゃ、ダメじゃん!

レポート提出

いまさらですが、月曜日のアサイチでレポートを提出しました。これまでの経験から、受入拒否はないはずなので、9ヶ月ぶりに受験可能と思われます。 提出後も、仕事の多忙ぶりは変わらずで、これも出張後の新幹線の中で書いております。 基本的に忙しいことに否定的ではなく、それが今後の糧になるのであれば歓迎です。その影響で学問の進捗が悪くなってますが、生活のためのことであれば仕方ないと腹をくくっています。 とにかく、転職後のてんやわんやは想定以上ですが、それ以上に得るものもありますので、結果オーライです。 今回の人口論のレポートの完成も、その中でのことと思えば収穫でもあり、6年目にして、サラリーマン学生の王道を歩み始めたと考えれば、悪いことでもないのかと勝手に決めつけています。 それでは。

レポート作成完了

人口論のレポートを書き上げました。自分なりにいろんなデータを盛り込んで完成です。あとはどう評価されるかですね。 昨年来、勉強の進み具合がかなり悪くなっていますが、流れを変える提出になるといいですね。というか、自分でそう持っていかないといけません。 とにかく、あれやこれやと忙しいですが、コツコツやるしかないですね。 明日忘れずに提出します。 それでは。

今週は想定以上の忙しさだった

さて、今週が多忙なのは事前に分かっていたのですが、ビッグプロジェクトの詰めが想定以上で、連日、家に着くのは日付が変わってからというありさまで、レポートはまったく進まずです。 今日は子どもの運動会、明日は家族と行動予定で、かなりの黄信号です。まぁ、やるしかない。ただそれだけです。もっと言えば事前の準備が大事。改めて認識させられました。 それでは・・・

図書館なう

土曜日の図書館に来ております。毎日、この辺に出勤しておきながらまったく来てないのに、わざわざ休日に出かけてくるとは、なかなか笑える話ですな。 最近は気温が高い日々が続いていますが、今日は雨なのでそれに増して蒸し暑さがドイヒーです。ここは節電モードなので、真夏だとけっこう暑かったりします。それも影響しているのでしょう。 来週は業務でパンパンの予定なので、今日で資料をあつめてレポートを仕上げたいところです。 ところで、図書館ではマナーモードが基本ですが、周囲が静かなだけにバイブ音でもかなりうるさく感じますね。特に隣にいる奴のiPhoneがひっきりなしに震えているので、かなり集中力削がれますわ・・・ それでは。

試験結果(といってもTOEICですが)

4月に受けたTOEICの結果が戻ってきました。 前にも書いたように、すでに転職は無関係ですので気合いの入り方が中途半端でしたが、驚くべき結果に。 なんと、リスニング、リーディングともに12月に受験したときと全く同じ点数・・・ もちろん合計値も同じという、なんじゃこりゃの結果でした。 要するに進歩がなかった、逆に言えば退化しなかったというわけで、喜ばしいのか残念なのかがさっぱり分かりません。 目標の800点には程遠いですが、ひとまず、TOEICの挑戦は休止です。その代わり、私にはやらなければならないことがある。そう、レポート作成です・・・ それでは。

ニューズレター5月号届く

ニューズレター5月号が届いております。今回は試験申し込みくらいが読むべきところでしょうか。いまはウェブ上で申し込むので、申し込み用封筒も要らない気がしますが、誰もがウェブ申し込みではないので、そこは仕方ないですね。 あわせてレポート提出期限も確認しました。なにげに時間がない・・・ それとは別に、テキストの修正の冊子も同封されていますが、相変わらず修正が多い・・・ 一般の出版物でもたまに誤植を見かけますが、今回はかなり多いような印象を受けます。特に金融論。文章の誤植はまだ気づくと思いますが、図表の数値が違うとなかなか読者からは分からないので、その辺はしっかりして欲しいものです。しかも必修科目ですし。 現物を持っていないのでなんとも言えない部分はありますが、単なる間違いなのかデータの更新なのか、やけに多いです。前者であれば論外、後者であれば混乱のもとです。 データ更新であれば、最近ではピケティ教授のようにデータを使えるようにウェブにあげているケースも多いので、そこで更新した方がいいでしょうね。 それでは。

連休を振り返る

さて、ゴールデンウィークも終わろうとしております。簡単に振り返ってみたいと思います。 まず、業務はカレンダーどおりでした。これは毎回変わらずです。今回の連休で最も衝撃だったのは親戚のおじさんが亡くなったことですね。 83歳で闘病中とは聞いてましたが、4/29に亡くなりました。最後は別人かと思うほど痩せてしまっていて、見るのがかなり辛かったです。妻のお父さんの妹さんの旦那さんということで、かなり遠い親戚だったのですが、法事などでアウェイ感丸出しの私に、いつも優しく声をかけてくれたのを思い出します。ということで、5月2日の通夜、3日告別式に列席して見送ってきました。斎場は14年前に妻のお父さん、つまり義理の父を送り出したところでしたので、そんな記憶がよみがえりつつのお別れとなりました。 明けて4日。2日に来る予定だった知人家族が訪問してきました。前の日に買い物ができなかったので、午前中は買い出し。午後はわいわいやってましたが、知人の旦那が飲み過ぎてつぶれてしまい、結局、我が家に泊まることに。翌日の5日は、息子が期間限定で通っているテニススクールの試合を見に行きました。全員初心者なのでサーブが入らないか、入っても相手が返せないかで終わりでしたが、なんとぶっちぎりの優勝。通年でも通いたいようなので、コースを見ながら決めようと思います。結局その日は、連日の疲れもあり夕食後、入浴して寝てしまいました。 6日は実父が入院しているので見舞いにいき、母親とご飯食べたりして夕方に帰宅したのですが、そこでなんとiPhone6を落としてしまい、画面バリバリになってしまいました。AppleCareという無駄に高いサービスに入っているので、7,800円で端末交換することにしました。そしていまその移行作業をしながら書いています。 そして7日からはまた仕事ということで、まったく勉強できておりません・・・ 人口論のレポート構成を考えたくらいで、大きな進展なし。これは今年度も雲行きが怪しくなってきましたな。なんとかせんといかん。 それでは。

本の紹介『予想どおりに不合理』

なぜその選択なのか。 ダン・アリエリー『予想どおりに不合理 行動経済学が明かす「あなたがそれを選ぶわけ」』 [Kindle版] 熊谷淳子訳、早川書房、2013年 行動経済学の本です。細かい理論の説明はほとんどなく、研究途中の事例が多く紹介されています。初心者でも読みやすい構成です。 なんでそうなの?ということが生活の中でよくあると思います。それをいろんな仕掛けをしながら解明しています。例えば、レストランに複数人で行った時、最初にオーダーした人の選択に引きずられるといったことについての調査では、通常の声によるオーダーと各人が他の人から見えないように紙に書いたオーダーを比較し、どちらの方法が各人の満足度が高いかということを比較しています(高いのは後者)。 その他、大学の寮の冷蔵庫に缶コーラを入れておくとすぐになくなるのに(誰かが勝手に持って行ってしまう)、1ドル紙幣を置いてもなくならないのはなぜか。引っ越しの手伝いをタダで頼まれると快諾するのに、手数料をもらうと嫌な気分になるのはなぜか、など。 これまでの経済学の合理的選択について疑義を呈するというのが行動経済学のレゾンデートルなわけですが、それを証明するような事例が数多く紹介されています。あまり理論的な説明があるわけではないので初心者向けと言えますが、逆に言えば中級者以上には物足りない内容とも言えます。 しかし、事例の面白さがありますので、星4つとします。 評価:★★★★☆

図書館突撃を企てるも・・・

昨日4月28日は夜に知人と会食の予定があったのですが、あえなく流れてしまいました。もともとその予定で仕事も前倒していたので、時間が空いてしまいました。であれば図書館に行こうと考えましたが、急な業務の相談事が入ってしまってあえなく撃沈です。 図書館は4月から通常時間での運用に戻っており、仕事帰りでも比較的行きやすい環境になっているのですが、なかなか行くことができません。かたや仕事の方はあれやこれやで忙しく、もちろんそれはいいことなのですが、アカデミックな時間が少なくなっているのも事実です。ゴールデンウィークで朝方の生活に切り替えて「朝活」で勉強という習慣にするのもありですが、おおむねその手の企ては未遂に終わるのがオチなので、だったら素直に帰宅前の図書館通い、またはマクドナルド、ケンタッキーでの勉強の方が現実味がありそうです。 転職後が忙しいのか、前がヒマだったのかは何とも言えませんが、転職後は「リア充な生活を送っている」と周囲に吹聴しているので、業務の充実度をあげつつ、学問の充実度もあげる工夫をしなければなりません。それでこそ、真のリア充と言えるでしょう。 それでは。

夏期スクーリングの案内

夏期スクーリングの案内が届きました。スクーリングには久しく参加しておらず、その流れは続くと思いますが、内容自体は確認しておこうと思います。 夏期スクーリングは夏休みまるまる使う感じなので充実感はあると思うのですが、一方で家族サービスが完全にないがしろにされるという難点もあります。昨年は夏休みは転職活動に費やしたので、今年くらいは家族サービスもしないといかんなと。 まずはゆっくりと、いろいろ検討してみることにします。 それでは。

次の試験に向けて

科目試験終了後の楽しみとしては、次の試験に向けたプラン作りがあります。もっとも私の場合は過去2回スルーしているので、引き続きでやることになるのですが、業務の必要性からやっておいたほうがいいだろう科目も出現しますので、総合的な判断も必要です。4月にレポート課題が新年度のものになっているので、そういった部分からも判断しないといけません。 仕事のことや家庭のことを考えると計画通りにいかないことも多いのですが、それ言ってても始まりませんので、実行あるのみです。 それでは。

本の紹介『21世紀の資本』

月末にはKindle版も出るようですね。 トマ・ピケティ『21世紀の資本』山形浩生ほか訳、みすず書房、2014年 6,000円、700ページの大著です。ひとことで内容を表すと   r > g です。この本はアメリカを始め、いろんな国で売上1位を獲得した本です。経済学の本が総合トップをとるのはかなり珍しく、それだけでもいかに話題になっているかが分かるというものです。 rは資本収益率、gはざっと言って成長率です。それで、上記の状態だと格差が拡がるというのが主張ですね。しかし、この本が評価されているのは、過去200年とかをさかのぼって、できるだけ信頼できるデータを集めまくり、それをもとに検証している点です。そのデータによると、過去、経済成長はおおむね1%程度を維持しています。よって、歴史的に見れば、いまの低成長と言われている状態が普通の状態なんですね。となると、gは1%付近に張り付いているのがトレンドとも言えるわけです。 一方で過去データは、rの方は5%くらいになっているわけで、これは要するに金持ちがさらに金持ちに、貧乏がさらに貧乏にということです。大雑把に言ってしまえば、いくら働いても金持ちにはなれない、金持ちは生まれつきのものだということになります。これが過去から続く状態なのだ、ということを明言しています。 ただ、これについては例外を示しています。そう、我々のような凡人ではなく、現代アメリカにおける「スーパー経営者」です。例えば、ベンチャー企業あがりの大富豪ですね。こういう人たちはr>gの法則を突き抜けてますので、例外だそうです。 とにかく、生まれつきリッチじゃない人たちはいくら頑張ってもリッチになれないというわけです。この辺が現代版マルクスの『資本論』と言われるゆえんでしょう。 後半は課税についての持論展開です。どの国も所得に関して累進課税をしていますが、その稼ぎに課税していてはいつまでも苦しい財政が続くとしています。実際に日本も含めて国債発行残高はかなりの額であり、ギリシャなどの財政破綻国家はいつまでもそれに苦しむことになる、と。 その解決策として過去のデータから見えるのは、インフレです。戦後の財政赤字はインフレで解消したというデータも示しながら展開しています。ただ、その解消の為にインフレに持ち込むのは近隣窮乏化

試験終了(といってもTOEICですが・・・)

今日はTOEICを受けてきました。 もう転職もしたし、急ぎで必要なわけではないのですが、せっかくなので当初の目標であった800点を狙っての受験です。とはいえ、やはり転職という目標がすでにないため、気合いの入り方が微妙なところも否定できません。 途中どうしても分からない部分があったので、800点はちょっと無理かなといった感想です。 それでは。

今年度第一回目の科目試験(私は受けませんが・・・)

さて、2015年度の最初の試験の日となりましたね。東京地方は数日前からかなり寒い日々が続いております。昨日の夜からずっと雨ですので、さらに寒さが感じられます。教室は暖房が入るのでしょうか?いずれにしても寒さ対策は万全にしておいたほうがよさそうです。 私はというと、2回連続で受験なしという寂しい状況の一方で、仕事の方は転職後で初のプロジェクトがなんとか着地したということもあり、まずは一段落といったところです。 明日の日曜日はTOEIC受験で、こちらは今回で一旦休止する予定ですので、慶應通信の方に注力できるかと思います。まぁ、TOEICはほぼ毎月試験がありますので、日程調整してやるという手もありますが・・・ というわけで、受験するみなさんには悔いのないよう頑張っていただきたいですね。 それでは。

本の紹介『ピクサー流 創造するちから』

ここにもジョブズの精神は生きています。 エド・キャットムル、エイミー・ワラス『ピクサー流 創造するちから』[Kindle版] 石原薫訳、ダイヤモンド社、2014年 言わずと知れた、アニメーション映画でヒットを連発するピクサーの創業者が書いた本です。ピクサーという会社は、今でこそその存続に十分な資金を持っていますが、最初はいつなくなってもおかしくない状態であったようです。そこからどのようにして会社を大きくしてきたかということが紹介されています。 その過程でのスティーブ・ジョブズの関わりも都度紹介されています。アップルでの印象とはかなり違う感じがしますが、著者は世間一般に広められているジョブズのイメージは、実際の本人とは違う部分があると言っています。ただし、若かりし頃に他人をけなすとかいった行動があったことはそのとおりだと認めていますがw さて、前に紹介した『 How Google Works 』でもそうでしたが、事業や働き方に対して一貫した姿勢が読み取れます。そしてそれを常に改善していくことで会社が成長してきたということですね。 意外なのは、実際のところどうなのかは不明ですが、ピクサー、Googleともに人材の確保、育成には信念を持っているところです。Google同様、ピクサーでも自分より優れている人材の獲得に躊躇するなという方針があります。その他、トイ・ストーリーのヒット後に会社を大きくする過程で、映画の成功と引き替えに社員の生活や健康を脅かしてしまった反省を踏まえて、社員を大事にする文化を作っていたりします。アメリカ企業は人には冷たい印象があるのですが、そうでもないのかなという印象です。 一方で終身雇用を前提とする日本企業の方が、表向きは社員を大事にしているように見えてひどい仕打ちをしていることもよくありますからね。その辺はなかなか判断が難しいところです。 余談ですが、私は下手に終身雇用で縛り付けるよりも、流動性高めたほうが社員にとってもハッピーなんじゃないかと思います。若い企業は比較的流動性は高いと思いますが、大企業は必ずしもそうとは言えないですし、それで失われている才能はかなりあると思います。一方でどうにも使えない才能も温存されていたりしますが・・・ その他、映画製作におけるエピソードや新しいアイデアを出すための仕組みなどが紹介

新学期書類一式が到着

4月から新学期が始まったわけですが、6年目突入です。当初の想定では今頃卒業していたはずですがw、かなりずれ込んでいる次第です。法政時代の4年間は当然のことながら、明治での2年間をあわせた期間にあと1年で並んでしまうという状況です。働きながらという言い訳はありますが、長期戦がいいことでもないので、できるものはコツコツ進めるしかないですね。 さて、塾生ガイドなどあたらしい書類が届きました。塾生ガイド、テキスト科目履修要項は重要ですので、じっくりと確認しようと思います。 この春から入学した同志の皆様に負けぬよう、進めて行ければと思います。引き続き、当ブログもごひいきのほどよろしくお願いいたします。 それでは。

JFK展を見てから、神保町へ(ちょっとだけ)→追記あり

ふ今日は天気もよく、お出かけ日和となりました。というわけで、国立公文書館で開催中の「JFK その生涯と遺産」展に行って参りました。ジョン・F・ケネディ大統領といえば、私のお気に入りの政治家のひとりで、現在の駐日アメリカ大使の父です。そのJFKにまつわる文書などが展示されております。しかも無料。映像コーナーでは貴重な映像も見ることができましたし、これで無料ならかなりおいしいです。 まぁ、時代といってしまえばそれまでですが、JFKの語ることには夢があっていいですね。当時はいろんなことが起きていて、その中でも政治的に大きな争点はソ連との覇権争いでしょう。ソ連に勝つために、共産主義に勝つためにアメリカをはじめとする西側諸国は何をしないといけないのかという理想は、今聞いても熱いものがありますね。その他、宇宙開発や黒人の地位向上など、いろんなことに対して挑戦しがいのあった時代であったと言えます。 政治家の資質のひとつとして、民衆に自分の言葉で語ることができるかどうかというのがあると思いますが、日本ではなかなかお目にかかれないですね。日本は議院内閣制なので、行政の長を国民自ら選べないというのもあるのかもしれませんが、この停滞した世の中にいい刺激を与えてくれるJFKみたいな存在が欲しいですね。 さて、九段下の駅から国立公文書館に向かって、その後に神保町に行ってきました。公文書館は竹橋駅のそばなので一駅分遠回りした形ですが、徒歩で向かいました。今日は時間が遅めだったので、結局、三省堂書店のみの訪問となりました。 前回の訪問から配置が変わっていたようですね。経済学関連のコーナーはこころなしか縮小していたような気がします。配置の問題なので気のせいかもしれませんが。で、お目当ての本はあったのですが、ちょっと立ち読みしたらあまりピンと来なかったので、行動経済学関連の本をチョイス。その足でついうっかり社会学コーナーに行ってしまったのが運のツキです。 いつもどおり、お気に入りのルーマンの著作を物色していたところ、今年の元旦に亡くなったベックの本が目に入りました。彼の本は読んだことがなかったのですが、気になっていたルーマンの本とほぼ同じネタで、昨年読んでいたギデンズがベックとの共著を出していることから、少し立ち読みしてみました。ちょっと読んだ感じ、なかなか面白そうだったのでやや

ニューズレター3月号

ニューズレターの3月号が届いております。 今回は科目試験に関する事項が載ってましたが、4月の試験から新年度になるんですね。2014年度は前半はいいペースで飛ばしていたのですが、転職活動が佳境に入るにつれ、学問のペースはガタ落ちという始末。そんなこんなでふと気づけば、2回連続の未受験に加えて、その2回目が新年度の初回ということで幸先悪いスタートになってしまいました。 会社の業務、家庭のこと、転職などいろんな要素に対応しなければならないのはサラリーマン学生の宿命です。それが言い訳になりがちですが、うまく舵取りしないといけません。もちろん、優先度はありますのでそこはどうにもならない部分はありますが。。。 それでは。

【悲報】科目試験とTOEICの日程が一緒

レポート進んでないのは既報ですが、なんとか最後の粘りをと思っていた矢先、残念なことに気づきました。 科目試験とTOEICの日程が同じ むむ。ギリギリで間に合わすのであれば人口論しかなかったのですが、人口論は4月12日(日)が試験日。もろTOEICと被ってしまいます。TOEICのほうは本来は3月受験を狙っていたのですが、転職がらみでドタバタすると思って見送っております。こんなことなら3月にねじ込んでおけばよかったとは後の祭りです。 とまぁ、そんなこともあり、4月はTOEICに専念しようかと思います。史上初の2回連続で未受験という緊急事態に陥りますが、そんな境遇にもめげずに進んでいくしかありません。TOEICのほうも転職決まったのでもう不要なんですが、せっかくなので当初の目標であった800点取れるまで頑張ってみようかと思います。モチベーションもつかな・・・ ところで、転職で会社変わっているので仕方ないですが、それにしても会社の文化ってのはそれぞれあるんですね。けっこう驚きの連続です。慣れるかどうか不安ですが、そのうちなんとかなるでしょうな。多分。 それでは。

【番外】JRA後藤騎手死去

JRA(日本中央競馬会)所属の後藤浩輝騎手が亡くなりました。報道によると自殺とのことです。 彼とは当然面識はありませんが、学年が同じということで応援している騎手のひとりでした。競馬は昔は毎週買いに行くくらい好きでしたが、子どもが生まれてからは大きいレースの時くらいしかしてません。そんなたまの機会に、出馬表に彼の名前を見ると期待したものです。 ここ数年は落馬による負傷で苦しんでいたようですね。頸椎という危険なところを繰り返し負傷していましたが、そのたびに復活していました。去年は1年間の療養を経ての復活ということで、競馬ファンの間では話題にもなりました。 そんな度重なる落馬負傷、もちろんいろんな要因はあってのことですが、後藤くらいのレベルの騎手(勝ち数歴代16位)がそんなに落馬するものなのかという部分もあります。この2月にも落馬していたとのことで、単純に馬が走行中に故障したということでなければ頻度が高い気がします(追記:ざっと調べたら、原因は他の馬が進路を妨害したといったことであったようです)。 ここからは私自身の勝手な想像ですが、不死鳥のごとく復活した裏では、やはり怪我の影響があってうまく競馬ができてなかったのではないでしょうか?騎手界きってのエンターテイナーと呼ばれるほど陽気でありながらも、競馬に対する姿勢は非常に熱くまじめであったと聞きます。親しい騎手仲間が前日まではそんなそぶりも見せなかったとコメントしてましたが、その裏でひとりもがき苦しんでいたのかもしれません。 住む世界が違うとは言え、第一線で活躍する同世代のこういうニュースはショックなものですね。ご冥福をお祈りいたします。

本の紹介『イスラーム国の衝撃』

いつまで続くのでしょうか。 池内 恵『イスラーム国の衝撃』[Kindle版] 文春新書、2015年 著者はイスラム研究の若手の第一人者との触れ込みです。多分、テレビなどでもボチボチ出ているんじゃないでしょうか。 そもそも、イスラム国に関する疑問として、宣言は勝手にしたとしても本当に国を作ることができるのかということです。国となると土地が必要なわけで、基本的に世界中に領土的に空いている土地などあるのか、というのがピンとこなかったのですが、この本を読んで納得できました。 中東地域というと、実はいろんな民族がいるらしいのですが、中東は国ができるときに民族にあわせて土地が割り振られたようです。ただし、イラクのクルド人のように、まったく無視されてしまった民族もいたりして、そういうところでは国の統治というより民族の伝統的な自治みたいのがあるみたいです。イラクでよくクルド人が迫害を受けているというのは、そういう事情もあるようです。 というのがいろいろあって、国の中でも「統治の空白地域」というのが、けっこうあるようなんですね。アフガニスタンなんかも同じ事情らしく、タリバンの指導者たちが隠れていたのは地方の豪族みたいな人たちが実質に支配している地域らしく、国と言ってもまったく統治が及ばないところがところなのだそうです。 というわけで、イスラム国はイラクとシリアのそういった地域を実質支配して、国の樹立宣言をしたようです。 イスラム国の特徴としては、今までの国家ぽくない点ですね。情報戦略、人質を取って交渉材料にするなど、普段の報道でも目にするところですね。イスラム国がそれなりの規模で存続するとは思えませんが、政情が安定しない国家ではこういった形で新たな勢力で出てくることは想像できますので、国際社会の中でそれらが力をつけていくと、日本でも他人事ではなくなるかもしれません。 著者も認めているように、新書なので細かい論点まで突っ込めない、事態は刻一刻変わっているということもありますが、基礎的な知識を身につけるには十分な内容ではないかと思います。 評価:★★★☆☆

本の紹介『ジョナサン・アイブ』

アルミニウムの発音でいつもジョブズに馬鹿にされてました。 リーアンダー・ケイニー『ジョナサン・アイブ』関美和 訳、日経BP社、2014年 アイブはジョブズのもとで多くのアップル製品をデザインしてヒットさせてきた人物です。ジョブズが家族以外で心を開いた数少ない人物のひとりで、その臨終の際に家族以外で唯一、看取ったとされています。いまはハードウェアだけではなく、OSなども含めた全体のデザインを担当する上級副社長です。 ジョブズとアイブのコンビで有名なのは、初代iMacですね。半透明のボディーが話題になりました。私は当時はソニー派でしたので、まったく相手にしてなかった記憶があります。まずMac OSってなんだよから始まり、今の妻が発売当初に購入していたので触ってみましたが、フロッピーディスクドライブ(懐かしい!)がないとか、マウスの形が変だとかこき下ろしておりました。それが今ではすっかり身の回りはアップル製品ばかりになってしまったのですから、自分の先見性のなさに呆れるばかりです。 さて、アイブは学生時代からその頭角を現していたようで、来るべくしてアップルに来たんだなということはこの本で初めて知りました。彼が若い頃にデザインしたものの写真がいくつか紹介されていますが、素人目に見ても斬新で今のアップル製品につながる要素が多く見られます。 また、売上などデザイン以外の部分には関心がない一方で、同僚を非常に大事にするという一面もあり、なかなかの職人肌なのかという印象も受けました。 本人はメディアに出ることを嫌っていますので、この本も本人と親しい人物とのインタビューなどから構成されています。ジョブズ同様、本人から話を聞く機会は限られていると思いますが、著者はアップル関係の情報を豊富に持つジャーナリストですので、できたんではないかなと。その点でマイナス評価としました。 なお、冒頭のアルミニウムの発音の件ですが、ジョブズは何年も付き合いがあるのに、いつでもアルミニウムの発音が変だと笑っていたそうです。アイブはイギリス人というのもあるかもしれませんね。その件については、ジョブズ追悼イベントのアイブの挨拶でも触れられており、アップルの公式サイトでも見ることができますので、お暇ならどうぞ。 評価:★★★☆☆

【番外】転職しました

たびたびこのブログでもそれとなく触れていますが、昨年の初夏から転職活動をしておりました。そして年末に内定を得て、来週から新しい会社での勤務が始まります。41歳にしての挑戦でしたので、いろいろと考え、悩みながらの活動でしたが、将来を見据えて新たな挑戦をしてみました。 いろんな可能性を考え、今の自分のスキルとは若干違う業界にも挑戦してみましたが、やはりこの年齢では経験していないことでの採用はなく、同じ業界に落ち着くことになりました。これまでの会社では頼りになる仲間に恵まれて、いい環境で仕事ができておりましたが、それに甘えてしまっている自分もいたりして、環境を変えてみたいというのもありました。この転職が成功するかどうかは自分次第ですので、これまでの経験を活かして成功をつかみ取りたいですね。 これまでは田町にオフィスがあり、図書館利用にはいい環境だったので転職によりそれが失われるのが残念ではありましたが、結局、次の勤務地が芝公園で、むしろ近くなったというおまけ付きです。一応説明しておきますと、JRの田町駅のすぐ隣に地下鉄の三田駅があり、その地下鉄の隣駅が芝公園というわけです。 そんな状況でしたので、1月に入ってから引き継ぎの準備をしていたのですが、これがまたかなり大変でした。自分では日々作業しているため、あまりたいそうなことでもないと思ってたのですが、それを文書化して後任に覚えさせるというのがここまで大変だとは思ってませんでした。転職は2度目ですが、前回は同じ仕事をしていたメンバーがいたのでそれほどでもなかったので、そのイメージで今回をとらえていたのが甘かった・・・ でも面白かったのは、今までいろんな改善を続けてきてそれなりのレベルで効率化していたと思っていたのですが、ちょっと俯瞰して見ると、ちょっとしたことでまだまだ改善できる点がありました。慣れって怖いですね。いい勉強になりました。 というわけで、休みの日にもドキュメントづくりなどをしていたら、レポートがまったく進んでいないという・・・ え?言い訳じゃないかって? そうですねw それでは。

本の紹介『「相対性理論」を楽しむ本 よくわかるアインシュタインの不思議な世界』

基礎を押さえないことには先に進みません。 佐藤勝彦『「相対性理論」を楽しむ本 よくわかるアインシュタインの不思議な世界』 [Kindle版] PHP研究所、2012年 佐藤先生の本はこれで3冊目です。といっても2冊目はまだ途中で、こちらの方が先に終わってしまった次第です。 いま他の宇宙関連本を読んでいて、そちらも初学者に分かりやすく書かれているのですが、相対性理論の部分でちょっと分からない部分があって、買ってみました。佐藤先生の本が分かりやすいのは体験的に知ってましたし、Kindle版があったので購入です。 相対性理論は非常に難しい理論との印象があり、実際にもそうなんですが、その結果起こることが何かについては一般人でも理解できる気がします。 相対性理論は特殊相対性理論と一般相対性理論に分かれます。ざっと言えば、前者が等速度運動、後者が加速度運動に関してのものになります。まぁ、動いてる物体の時間は遅くなるとかいった部分は日常生活では感じにくいですが、加速していくと質量が重くなるというのは日常でも感じることができます。例えば、上昇するエレベーターに乗ると重力を感じますし、その逆では体が軽く感じます。それと同じで、上昇するロケットが加速すればするほど、質量が増して加速が鈍ります。一方、光には質量がないので光速まで到達するという話で、光だけが質量ゼロというのはよく分からなかったりしますが、とにかくそういうことらしいです。 物理学の基本として量子論というのもあるらしいので、そちらも機会があれば、基礎くらいは知っておこうと思います。 宇宙を語るに欠かせない理論ですので、ここで基礎を押さえることができたのはよかったです。宇宙に興味がある人には、有用な本だと思います。しかし、興味ない人にはまったく面白くないでしょうから、評価は控えめにします。 評価:★★★☆☆

本の紹介『なぜローカル経済から日本は甦るのか GとLの経済成長戦略』

GとLの2分法。 冨山和彦『なぜローカル経済から日本は甦るのか GとLの経済成長戦略』[Kindle版] PHP研究所、2014年 著者は、かつて産業再生機構のトップを務めた人です。いまは複数企業の社外取締役や北関東から東北でバス会社運営をしているみちのりホールディングスの取締役です。 この本のポイントはなんと言っても、GとLの2分法に尽きます。Gは「Global」、Lは「Local」で、それぞれのやり方があるという主張です。つまり、「ローカル発のグローバル企業を」という政府の方針は間違いであり、地方企業はローカルに特化し、グローバルな展開は大企業に任せればよいというものです。 冨山氏はローカル企業にはMBA級の人材は不要で、そういった意味ではローカル企業で成功できる人材は少なくないと言います。そういう人材を育てていけば、地方経済の活性化は可能だとしています。 一般的に言われているような地方では仕事がないというのは実態に合わないとしています。実際にみちのりホールディングスでは慢性的な運転手不足に悩まされているとのことです。自動車が必須の地方では、高齢化で運転ができなくなるとバスがないと生活が成り立たないため、需要は非常に大きく、かつ地元に溶け込んでいれば競合他社の参入がないため、利益率はかなり高くなるそうです。なので、そういった企業を多く生み出せるような政策が必要という主張です。 確かにどこもかしこもグローバル一辺倒だからこそ、うまく行かない部分があるのかもしれません。どの企業も楽天、ソフトバンクのやり方で成功するとも限らず、それぞれにあったやり方を見つけるのがベストなのかもしれませんね。といった意味では、非常に勉強になった一冊でした。 評価:★★★★☆

今日は科目試験(私は受けませんが)

さて、今回は受験なしですが、日程としては科目試験ですね。毎年、1月の試験は天気が悪いという印象があるのですが、いまのところ、川崎市は曇天です。明日にはよくなるという予報もありますが、受験のみなさんは風邪などひかぬよう注意して頑張ってもらいたいのです。 今回は受験なしなので、次回に思いをはせなければいけません。次回はちゃんと受けられるようレポートを仕上げていきます。 それでは。

本の紹介『ファスト&スロー』

Kindleでの読書は楽しいですね。 ダニエル・カーネマン『ファスト&スロー(上)(下)』[Kindle版]村井章子訳、早川書房、2012年 上下2巻に分かれております。いま履歴見たら、上巻買ったの2013年の1月1日ですね。なんちゅう日に買っておるんじゃ。でもって、中途半端に読みっぱなしになっていて、昨年末にKindle端末を購入して再開して、そのまま下巻も読み切った次第です。ちなみに下巻の購入は2014年12月25日。なんちゅう日に買っておるんじゃw カーネマンはもともとは心理学者で、その後、行動経済学への貢献が認められて2002年にノーベル経済学賞を受賞しています。 ファスト&スローというのは、人間の思考のシステムのことです。カーネマンは人間の思考をシステム1とシステム2に分類しています。すなわち、前者は直感的に判断するときに使われる部分で、後者は熟考するときに使われるものです。 システム1は非常に速い速度で決断を行うが、時として合理的なものとは言えない場合があります。例えば、何かを急に質問されたときにとっさに答えてしまうようなものです。なぜかは分からないがその答えを出してしまったというものです。 一方、システム2は非常に合理的に判断しますが、いかんせん遅い。ただし、遅い分だけ説得力があるってわけですね。人間はこの両システムを無意識に使い分けているというわけです。早押しクイズは直感的に答えるが、そうでないクイズは時間かけて考えるといったイメージでしょうか。 その他の議論として、経済学的な合理的人間モデルを引き合いに出しています。本書内では「エコン」と名付けていますが、経済学では無差別曲線というものがあり、その曲線上であればどこでも効用は同じとしています。例えば、教科書的に言えば、リンゴの数が5個から3個に減っても、みかんがその分2つ増えればその人にとっての効用は同じことというわけです。しかし、カーネマンはここに疑問を呈するのです。 例えば、ある2人がいて、それぞれ1万円の収入を得たとします。片方はもともとの所持金が1万円、もう一方は100万円持っていたとして、両人ともに同じ効用でしょうか?カーネマンは違うと言います。同じ額でももともとの基準(彼が言うところの「参照点」)が異なるので、無差別曲線のようにはいかないと主張します。人間

ニューズレター1月号&学生証シール

ニューズレター1月号が届いています。今回は本誌のみです。 いつもなら3ヶ月に一度の共通ID、パスワードの連絡が入っているはずなのですが、今回はそれがありませんでした。同封物は本誌の目次に記載があるので確認したら、何も書いてありません。つまり送付漏れではなさそうです。てなわけで、過去のニューズレターを確認してみたら、12月号に共通ID、パスワードは廃止との記載がありました。 読んでいたものの忘れたか、あるいは読み忘れか・・・ 今となっては不明ですが、とにかくすぐに謎が解けてよかったです。 今回はそれとは別に学生証シールが送られて来ました。というのも、住所が変わりました。住んでいるところは変わりませんが、住居表示が変更になりました。例えば、いままでは1234番地5号みたいな表示が、1丁目23番地45号になったというわけです。 行政の都合で変わっているので、役所関係については自動的に変わるのですが、それ以外の一切合切については自分で手続きをしなければなりません。運転免許証ですら、自分で手続きです。 カードや銀行などはすぐに変更したのですが、学校関係は後回しにしたので、このタイミングでシールが来たという次第です。それはさておき、ウェブ上で手続き完了ですので、これは楽でした。多忙なサラリーマンにとっては便利です。大学側もシステム内で自動変更できるだろうし、セキュリティさえ確保できればいいことづくめです。 それでは。

【番外】全国大学ラグビー選手権大会、準決勝の結果

1月2日に全国大学ラグビー選手権大会の準決勝が行われました。正月越えを果たした慶應義塾大学ですが、帝京大学相手に13-50で敗戦となりました。母校法政大学とともに帝京の軍門に屈する形でした。 もう1試合は筑波対東海でしたが、こちらは激戦の1点差で筑波が逆転勝利です。 決勝は帝京対筑波の組み合わせですね。観客動員などの盛り上がりはないでしょうから、またもや大学選手権のあり方がどうとかという話になるでしょうね。でも、伝統校に頼ってきたラグビー界が悪いんです。新興校にはもっと強くなって、ラグビー界の澱んだ空気をクリーンにしてもらいたいものです。 さて、慶應には関係ありませんが、同日、箱根駅伝の往路が行われ、明治大学が健闘の2位でゴールです。駒沢の失速も幸運でしたが、それまで上位で踏ん張ったからこその結果でしょう。まぁ、どうでもいいですが、選手と併走するクルマから監督がいろいろと指示出してますが、言ってることがいかにも体育会系のわめきにしか聞こえません。どうも大学ラグビー界の低迷に重なって見えちゃいますね。ま、どうでもいいですけど。 今日は復路です。9時現在、明治はまだ2位を走ってます。先頭の青学がペースダウンとの情報もあるので、もしかしたらもしかするかもしれません。 それでは。

謹賀新年

みなさん、あけましておめでとうございます。新年初日は好天で始まりました。妻に請われて初売りに行ってきましたが、道中、きれいに富士山が見えました。正月は天気がよければきれいに見えますね。しかし、川崎市北西部は14時現在、降雪中です。ま、天気予報どおりですが。 さて、この春には在学丸5年を迎えます。折り返し地点はすでに越したのか、あるいは今年またはそれ以降になるのかは自分次第なのですが、今年も熱く学問をしていこうと思います。とは言え、1月の試験は受験なしですので、いきなり出鼻をくじかれておりますが、4月に向けての準備期間があるということの裏返しですから、ガッツリ進めていこうという気概です。 昨年はTOEICで予想以上の結果を出したこともあり、やればできるという感覚が久々に降臨しています。今年はそれを確固たるものにすべく、飲酒時間を大幅削減して臨んでいく所存です。健康にもいいですしね。 1年の計は元旦にあり。同志のみなさんはどのような学習プランを立てているでしょうか?一緒に頑張っていけたらと思います。 それでは、本年もよろしくお願い申し上げます。