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11月, 2012の投稿を表示しています

本の紹介『MEDIA MAKERS』

今回は私の仕事にかなり密接な内容の本です。 田端信太郎 『 MEDIA MAKERS―社会が動く「影響力」の正体』宣伝会議、2012年 ネットメディアで働く私自身、メディアとは何かということを最近よく考えています。もはやネットメディアが特別な存在ではなく、身近で普通の存在になりました。そのため、普通のことをやっているのでは、多数の競合との争いに負けてしまいます。というわけで、しっかりとメディアとしての存在価値を確立しなければならないのです。そのヒントを得られるのがこの本です。 書いてある内容自体はそれほど革新的なことではないと思います。どちらかというと基本的な項目です。しかし、その基本が難しい。それを実行するには相当の努力が必要とも言えます。それらを紹介しつつ、著者の考えを織り交ぜて充実した内容になっています。 メディアと呼ばれるところで働いていない人たちにはあまり興味がわかないと思いますが、メディア関連の仕事をしている人であれば一読しておいた方がよいという感想です。 評価:★★★★☆

夜間スクーリング第9回終了

夜間スクーリング、総合講座の第9回が終了しました。今日は業務の都合で到着したのが19時近くだったので、かなりの時間をロスしました。 前回にマッチング理論は軽くとどめてという話だったと思うのですが、結果的にはマッチング理論がほとんどになったようです。ネット上のいろんな情報を総合すると、日本における経済学の教科書は少し古い時代のものをメインにしているようで、このマッチング理論もそれほど本も出ていないところをみると、まだまだ傍流の扱いなのでしょうか。それでも、今後の発展は十分に期待できる分野ではないかと思うので、今回、このスクーリングで接することができたのは僥倖と言えます。 さて、今回で印象的だったのは、先生も楽しくスクーリングに臨めたというコメントですね。だいたい、スクーリングに出ると先生も普段と違う年代の学生を相手にするので、いろんな意味で楽しめるというコメントを聞くのですが、今回もその類いのコメントを聞くことができました。もっとも、今回はスクーリングそのものというよりは、その準備過程で先生がいろいろと調べる上で楽しめたということだと解釈できますので、間接的なものだと思いますが、それでも教える側、教わる側が充実した時間を過ごせたのはいいことだと考えています。 私が二十歳前後で最初の大学に通っていた頃は、大教室で授業と試験のときの人数が大きく違うというのが定番でありましたが、短期間とは言え、常に満員状態の教室で講義をするのも楽しいものだと思います。昼間、若い慶應義塾生がどういう状態なのかはわかりませんが、通信生の熱気が伝わったのであれば幸いですね。 来週は最終回&試験です。最近、東京は急に寒くなってますので体調管理には気をつけたいと思います。 それでは。

レポートな休日。 (but I like it.)

12/3のレポート提出期限に向けて、ひたすらレポート作成の休日です。こう書くとせっかくの休日が潰れてしまって・・・的に見えますが、もともと出不精ですし、締め切り間際を理由に一切の家庭行事をキャンセルして学問に集中できますので、むしろ楽しんでいるくらいです。 今回は途中での段取りが悪く、複数提出の予定でしたがそれも無理そうです。経済原論をメインに進めていましたが、前後半の2本出さないと試験にたどりつかないので、ここは無理するのは避けて産業社会学をメインに切り替えています。おそらくは今日明日で体裁は整うので、あとは一週間かけてチェックするつもりです。それと並行して経済原論のレポートという腹づもりですが、夜間スクーリングの試験もなにげに近いこともあり、経済原論は4月の試験にまわすことになりそうです(まさか7月はないだろう・・・)。 ところで、今回は名前のとおり社会学関連の科目です。社会学の研究、とりわけ社会システム理論の研究はライフワークと位置づけていますし、慶應通信に入ったのも経済学自体への興味もさることながら、社会システムの一部である経済システムへの理解を深めるためという事情もあり、久々に心のどこかというか、頭の片隅に眠っていた社会学の小さな灯火がボッと大きく燃え上がっているところです。 今回の参考文献として社会学者の富永健一先生の本を使っているのですが、書き込みの具合がいかにも初学者っぽくて、若かりし頃を思い出しますねw。レポート作成には昔買いためた文献を使うことが多く、書き込み内容見て「この解釈間違ってるよw」とか昔の自分に突っ込み入れたりして、それはそれで楽しいですね。しかし難点は見始めちゃうとレポートが先に進まないというところです。 実は、トミケン先生の本でもっとも気に入ってるやつが見当たらなくて、もしかしたら実家にそのままおいてあるのかもしれません。アマゾンの中古で1,000円くらいで買えるのですが、どうしようかと思案中です。まずは図書館で見てみるかな。。。 おっと、昼休みのつもりが長々と書いてしまった。 それでは。

第3回科目試験の結果が届く

10月の試験の結果が戻ってきました。 経営分析論 B 英語Ⅱ C というわけで4単位ゲットです。今年は調子がいいですね。それにしてもまたもや「A」なしという結果でした。まぁ、自分の勉強不足が原因なので何も言えませんが・・・ 経営分析論については試験前に確認していたところが出たので、読みどおりといいますか、なかなかいい感じでした( こちら )。 英語についてはお恥ずかしくて、何も言うことありません・・・ 世の中の流れでもありますし、自分の将来のためにもしっかりと勉強したいと思います。これでテキスト学習での英語はすべて単位ゲットとなりました。ひとつも「A」なかったけど。 ところで、アラフォーにして文法の基礎をやるのはかなり苦しかったのですが、いまはそれなりに役立っています。仕事に関する最新の情報はどうしても英語で書かれているので、最近は意識的に収集するようにしているのですが、文法をやったことで助けになっているところもあるように感じます。英語の単位自体はリーディング(だったっけ?)をメディア授業かスクーリングでとらなければならないので、来年以降のそれに準備する意味、仕事の最新情報を確実にゲットする意味でも、都度参照してみようと思います。 それでは。

神保町は誘惑の街

東京における歓楽街で有名どころとしては、新宿、渋谷、六本木、そして新橋あたりかと思いますが、いずれも誘惑の多い街であることは間違いないでしょう。会社帰りのサラリーマンたちが続々繰り出しております。私も新橋あたりはアラフォーにとっては味のある街じゃないかと思っています。ついでに言うと、渋谷と六本木は嫌いな街のワンツーで、新宿は好きだったのですが、いまは生活圏から離れてしまいましたので、仕事以外では何年も行っていない状況です。 さて、もうひとつ私をひきつけてやまない街があります。神保町です。こちらも生活圏からは離れているのでたまにしか行かないですが、最高ですね。この週末の金曜日に午後半休をとって用事を済ませた後、足を運んでみました。最近はゆっくりと見て回る時間もないので、もっぱら三省堂か東京堂、あとは特定の古本屋を見るくらいですが、久々に休日にのんびり過ごしてみたいなぁ。 アマゾンは非常に便利で、楽にいろんな本を探すことができ、注文もそこで全部済んでしまいますが、大量の本を前にして何気なく気になったものを手に取ってみて新たな発見があるというのは大きな楽しみです。結局、特に目的があって行ったわけではないのですが、7,000円分の本を購入。その日は荷物が多かったので、残りは帰りにiPhoneからアマゾンで注文という結果となりました。基本的に電子書籍派の私でありますが、こういう体験はやはり捨てられないですね。ハイブリッド化を進めていこうと思います。 ところで、十数年前に比べて周囲に巨大なビルが建つなど、神保町の町並みもずいぶんと変化しているようです。時代の流れとはいえ、本好きが集まるあの雰囲気は残っていて欲しいものです。 それでは。

宣伝会議の読者モニターに

宣伝会議という雑誌があります。営業とかマーケティングを担当している方にはなじみのある雑誌だと思いますが、先日、3ヶ月間の読者モニターを募集していて、何気なく応募したら当選したようです。 いつも買ってみようと思いつつ、会社にあるのでヒマなときに読むかくらいの姿勢なのですが、その実、なかなか読んでいないという状況なので、この3ヶ月で購読するか会社で読むかの判定をしようと思います。 電子書籍で出てくれれば、即購読なんですがね。 それでは。

夜間スクーリング第8回終了

夜間スクーリング第8回が終了しております。今回と次回は今年のノーベル経済学賞を取った分野であるメカニズムデザインです。前にノーベル経済学賞発表直後にメカニズムデザインの本を買ったと報告しましたが、なんと今回の先生はその本を書いた人(のうちの1人)でした。 さて、今日はオークションの話でした。ゲーム理論をもとにしてオークションのことを話してもらいましたが、なかなかに面白い内容でした。次回はマッチング理論で、実はそちらの方を楽しみにしていたのですが、内容を変更して、マッチング理論はちょっとだけになるようです。残念。 来週は三田祭のため、お休みです。 ところで、買った本の方はですね、非常に内容が難しくて読めるかどうかが不安ですよ。どうしたもんか・・・ それでは。

本の紹介『ビッグデータの衝撃』

いま流行のネタです(少なくとも私の周囲では)。 城田真琴『ビッグデータの衝撃』東洋経済新報社、2012年 最近、ビッグデータというものが注目されています。インターネット上では比較的集めやすく活用しやすいので、いかに使用していくかが今後のビジネスを左右すると言ってもよいでしょう。 ビッグデータと言っても、データ自体は昔から活用されています。例えば、スーパーにおけるPOSデータです。これはどんな商品を同時に買っているかなどのデータを販売に活用するというものです。といった感じで、昔からこういうデータの活用はされていましたが、どうしても細かいところまではできなかったのです。 例えば、スーパーやコンビニでは客の年代をレジで入力することがありますが、これはレジの店員の感覚によっています。つまり、見た目で30代女性みたいな選択をするわけです。しかし、実は50代かもしれない。極めて恣意的なデータであるわけです。それをいろんな技術を使ってデータを大量に収集し、客観的で信頼できるデータにしようというのがビッグデータです。 本書ではビッグデータの紹介に始まり、すでに活用している国内外企業とその事例などが紹介されています。また、ネット業界では前々から議論されてきたプラバシーに関する項目も独立した章として書かれています。なお、著者はネットワーク関連技術についての著書があるなど、けっこう有名な方です。 ビジネスの世界で普遍的なものかと言われれば、まだまだそこまでのものではないと思いますが、今後に備えて今からしっかりと動向を追うことが大事だと思われますので、引き続き、アンテナは張ったままにしておくつもりです。 評価:★★★★☆

ニューズレター11月号届く

ニューズレターの11月号が届いています。今回は特に気になる部分はありませんでした。科目試験の申込書が入っていたので、日程を忘れないようにします。 また、特別版として夏期スクーリングの写真集?が入ってました。来年は夏期スクーリングを受講してみようかな。 それでは。

今までノータッチだったのがもったいない!(iTunes U)

いまや知らない人はそういないと思いますが、アップルのiTunesというのをご存じでしょうか?PCで音楽を楽しむ、iPhoneやiPodに音楽を転送する、映画を観るなどができるアプリケーションです。この中のサービスでiTunesUというのがあります。これは大学の講義などを観ることができるものです。この存在自体は知っていましたが、初めて体験してみました。 感想は なぜ今まで使ってなかったのか! です。最初は夏野剛氏の慶應義塾大学SFCでの講義を選択してみたのですが、これはいい!夏野さんの講義内容も面白いのですが、無料でいろんなものを観れるというのはゴイスー(すごい)です。 常々、ネットでの講義が通信制大学に向いていると思っていますが、そうは言っても本格的な内容もないだろうとタカをくくっていたのが大間違いでした。さらにコンテンツが豊富なのに驚きました。 これは内容次第では有料でも視聴する価値がありますね。夏野さんの講義は15回ありますので、当分は楽しめそうです。他もいろいろと見てみようと思います。 それでは。

科目の選択がまだじゃー!

最近はもっぱらスクーリングのネタばかりですが、スクーリングの有無に関わらず、科目試験はやってきますのでそちらの準備もしなければなりません。当初の予定では経済原論、経営学、会計学、国民所得論あたりを狙う予定でしたが、経済原論はガチンコだとしても他の科目がまだ流動的です。 どうも経営学に食指が動かないというか、サラリーマンとしては本来的には一番身近な科目であるはずなのですが、気持ちが盛り上がりません。一方で産業社会学の存在感がグッと増してますので、ここは両にらみで検討することにします。 あとは中長期的に統計学を視野に入れておきたいので、現状の候補としては経済原論、統計学、国民所得論、経営学または産業社会学といった感じですね。 ていうか、そんなこと言ってられる時期じゃない!次回試験は申し込みできるのだろうか・・・ それでは。

通信制大学に関する記事(11/8 日経)

11月8日の日経新聞に通信制大学に関する記事が載っていました。 通信制、シニア取り込む 文化・芸術で授業拡充 生涯学習の舞台に  要は退職後に通信制で趣味やいままでやりたくてもできなかったことに取り組む人が増えていて、大学側もその人たちをうまく取り込もうと努力しているというに内容です。実際にスクーリングに出ていても、おおかたは我々30代か40代が多いと思われますが、人生の大先輩の姿もそれなりに見かけますので、ひとつの潮流であることは間違いなさそうです。 生涯学習などと言われて久しいですが、長期間にわたり学問を続けるモチベーションを維持している姿勢は尊敬に値しますし、私自身もそうありたいものです。 それでは。

夜間スクーリング第7回終了

夜間スクーリング、総合講座の第7回が終了しました。今日は少し早めにあがらせてもらって、今シーズン初の開始時間からの参加となりました。やはり最初から出るのはいいですね。 さて、前回と今回でモラルハザードと逆選択でした。今回の講義全般に言えることですが、授業の進み具合が早く短時間に詰め込まれている感じだったのですが、その中でもうまいこと先生がまとめたなという印象です。前回も書いたように内容自体はそれなりに知っているものであったので、あまり混乱するところがなかったのがこのスピード感でも落ち着いて受講できた要因でしょう。 なにげにもう後半戦になってますので、講義と同時並行で読み直している参考図書をうまくまとめて、試験に臨みたいと思います。 それでは。

昨日は大学ラグビー 対明治戦だった

というわけで、昨日は大学ラグビーの対明治戦でしたが、慶應の惨敗となりました。明治は勝って反省点を述べる余裕もあり、残念な結果となりました。いや、とても爽快な結果であったと言えるでしょう。ん・・・? 明治OBかつ現役の慶應義塾生という立場から、これ以上のコメントは控えようと思います。 それでは。

今日は大学ラグビー 対明治戦

今日は関東大学ラグビー対抗戦、明治が相手です。慶應は今季は1勝2敗の厳しい闘いを強いられています。かたや明治は好調筑波大学を撃破しての4連勝と勢いに乗ってます。明治OBの私としては、ここ数年、低迷から明治が抜け出しつつありますのでそれはそれで嬉しいですが、逆に入学以来、慶應の方が徐々にぱっとしない様子になっているので、そちらは楽しくない事態です。 毎年、慶應対明治は文化の日に行われます。慶應対早稲田は勤労感謝の日、明治対早稲田は12月の第一日曜日です。関東大学ラグビーリーグ戦の方は昨年の順位に従って日程が決まりますが、対抗戦の方は固定ですね。これは名前の通り、対抗戦の方が交流戦的なものから始まっていることによります。昔は強豪校中心の日程で、総当たりですらなかったようですね。それに不満を持った各校がリーグ戦グループを作って、独自に総当たりでのリーグを作ったのが関東にグループが2つある理由です。 今後は交流戦を増やす方向らしいので、法政対慶應、東海対早稲田なんてのも大学選手権以外で見られるわけですね。ファンには垂涎ものです。そうです、ファンのための施策も重要です。うちわでゴニョゴニョやってるだけでは、ファンが離れてしまいます。市場や顧客を無視して、うちわの論理で物事を決めてはいけません。それはただの自己満足です。・・・ん?途中から話題が変わってしまいましたが、どうやら潜在意識が手を動かしていたようですね。こわ。 伝統の一戦では何が起こるかわかりません。意地と意地とのぶつかり合いです。数年の前の明治対早稲田でも大学選手権への出場を逃すくらい不調の明治が対抗戦1位の早稲田を破ってます。慶應も明治を倒す可能性は十分にありますよ。 もっとも私の場合、どっちが勝っても負けても嬉しいし悲しいので、試合前後の感情はあまり変わりません。いい内容の試合を観たいものです。 それでは。

夜間スクーリング第6回終了

水曜日に夜間スクーリング・総合講座の第6回が終了しております。今回は複数の講師によるリレー授業のため、今回と次回は同じ先生となります。あまり評価はしたくないですが、前回の先生がボソボソ系だったのに比べ、今回の先生はうまく話を組み立てているなという印象です。まぁ、これくらいが普通なんですが・・・ 内容はモラルハザードと逆選択です。これは資格の勉強の際にみっちりやってますので、内容自体はすんなり入ってきました。このふたつって、慣れないとどっちがどっちだかわからないんですよね。どちらも情報の非対称性から来るものなので、うまいこと判断しないと試験では失点です。 さて、授業自体はキリが悪いとのことで10分早く終わりました。うーん、次回は延長戦の予感がw もちろん、延長しても最後までいる予定です。 それでは。