【番外】箱根駅伝

毎年恒例の箱根駅伝ですが、今年も青山学院大学が圧勝でしたね。去年の主力の大半がまだ在学中ということで、この結果を予想した人も多かったんじゃないかと思います。学生チームで毎年選手の入れ替えがあると考えると、連覇は難しいとも言えます。どこまでこの強さを維持できるかは注目すべき点ですね。

それを考えると、なんだかんだで東洋大学が2位、駒澤大学が3位というのはすごいですね。

一方で、私の母校である法政大学と明治大学はシード落ちです。法政は分かりますが、これまでずっとシードを維持してきた明治が惨敗だったのは意外でした。結果はもう仕方ないので、予選会を這い上がって来年もその勇姿を見せてもらいたいものです。

さて、毎度のことながら、体育会体質丸出しのコメントやら監督からの激飛ばしには閉口しますね。ここまで堂々と旧体質の体育会の姿を電波に乗せて全国に配信することにPTAの人たちは何も言わないんですかね?よくアナウンサーが監督のコメントを紹介していますが、聞いてるだけで吐き気しますわ。

それに引き替え、青学の原監督はもともとはビジネスマン。1月4日付けの日経新聞によると、合理性がないと判断した体操は「ただの儀式」と廃止。下級生が上級生に抑圧される旧態依然とした雰囲気はなしで「1年生でもミーティングで自由に意見が言える」とのことです。ラグビーの帝京大学でも同様ですので、チーム作りからの優勝でしょう。

ところで、箱根駅伝でよく言われるのは燃え尽き症候群ではないでしょうか。最近の箱根駅伝で活躍した選手で、卒業後に活躍している選手がほとんどいない(かつてはマラソン日本代表の瀬古さん、谷口さん)という事実が物語っているわけですが、今年出場した選手の中から東京マラソンに挑戦する選手がいるというのは新たな流れの始まりかもしれません。もっとも、箱根で燃え尽きて陸上選手生活は終了するつもりの選手もいるでしょうから、その辺はなんとも言えない部分ではありますが。

それでは。

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