2017年8月5日土曜日

本の紹介『女の機嫌の直し方』

女とは摩訶不思議な生き物。逆も然り。

黒川 伊保子 『女の機嫌の直し方』 集英社インターナショナル、2017年

著者は人工知能研究者です。AIを開発している中で男女の脳差に気づき、その研究もしている方です。人工知能の研究初期段階では脳差というものが意識されていなかったのですが、女性の研究者として関わっている中で、脳差を意識し始めたそうです。本書はその辺の差を分かりやすく説明していると思います。実際に売れてるようですね。

いまは男ばかりの部署にいますが、以前は仕事柄、女性ばかりの部署でチームをまとめていました。そのこともあり、接し方についてはいろいろと勉強したつもりですし、トライアンドエラーで修正していたつもりですが、ここまで考え方の根本が違うとは想像もつきませんでした。これでやり方あってるだろうということが全くの不評だったり、あまり考えずに進めていたことが、なぜか高評価だったりという経験がありましたが、あーなるほどと思った次第です。男は単純でバカですからw、まとめやすいというのも改めて本書を読んで納得です。

面白い話をひとつ紹介すると、「今朝、駅の階段で転びそうになったけど、転ばなかった」という女性の会話に関するエピソードがあります。これを男性上司に話すと、「結果、転ばなかったんだからいいじゃん。なんでそんな話するの?」で終了ですが、女性としてはこれは最悪な反応だそうです。男性脳だと、結果的に何も起きてないのだから、そのエピソードに意味はないということになりますが、女性脳だとこんな展開になるようです。すなわち、「ハイヒールだと階段危ないよね〜」、「靴の先がとがりすぎてたんじゃない?」みたいに拡がっていくそうですw

会話それ自体に意味があるのであって、内容はどうでもいいというのが女性脳だそうです。確かに妻と夜にビール飲みながら話していると、次から次へといろんな話が出てきます。昔、いちいち真に受けなくていいから話は聞いておくというテクニックをなんかの本で読み、それを駆使してはいましたが、そんなのこうこうすれば一発で解決だよ、みたいな話をすると途端に無視モードに入ったりして、面倒だなと思ってました。しかしその対処方法は、この本によると間違っているみたいですね。

手軽に読めますので、男性諸君にはオススメです。ただし、それだけで機嫌がよくなるとも限りませんので、継続しての改善が必要であるのは間違いないようですw

評価:★★★★☆

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