映画「東京裁判」

今日は午前中に子どもを自転車の後ろに乗せていろいろと出かけて、夕方からはJリーグの試合を見に行く予定だったので、午後はのんびりと過ごしました。その時に、ケーブルテレビで「東京裁判」というドキュメンタリー映画をやっていたので、つけたままウトウトしていたのですが、なかなか面白い場面があったので紹介します。

ただし、あくまでウトウトの状態での記憶なので、間違っているかもしれません。そこはご容赦ください。

おそらくアメリカが持っている資料映像をふんだんに使っているのが売りの映画だと思うのですが、日本側の公式記録には出てこない映像もありました。それはアメリカ人の弁護士が日本側の弁護につくというエピソードなのですが、日本側の申し入れに対して公正を保つためにアメリカから連れてきた25人の中のひとりの発言シーンがなかなか衝撃的です。

アメリカの目論見としては、日本側に公正であることを示すための人事であったらしいのですが、そのうちのひとりが戦争における殺人を裁くことは果たしてできるのか、であれば原爆による犠牲者は殺人の被害者ではないのかということを東京裁判の法廷で主張しているのです。いままでそういうことがあった事実すら知らなかったので、アメリカに本当の正義があるということでかなり衝撃的でした。

そもそもアメリカに正義がないとは言いませんが、東京裁判の正義自体が怪しげなものであるのは論を待ちません。そこでこういう事実があったということはもっと知られてもいいのではないかと思いました。

歴史は時の権力の都合のいいように書かれるのは世の常ですから、これはなんとも言えない部分もあると思いますが、マスコミは芸能人の結婚だの離婚だの事務所辞めただのよりも、こういったことに力を入れて欲しいと願います。

さて、サッカーの試合の方は川崎フロンターレが不甲斐なく負けてしまい、非常に消化不良な観戦となってしまいました。そもそもサッカー自体に興味はあまりないのですが、息子がサッカーを始めたのとフロンターレの本拠地が家から近いということもあり、応援しようかなと思って観戦を開始した第一戦がこれですから、今後の熱の入れように大きく影響することは間違いありません。やはり、神奈川県に引っ越してから5年、心だけは幕張に置いたままですので、そろそろ取りに戻らないといけないのかもしれません。

それでは。

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