レッドゾーン直前での加速力に欠けるいまの電子書籍事情

さて、先月末に私の心の中でアクセル全開になりつつあった東芝の電子書籍端末が、めでたく発売となりました。東芝の公式ネットショップでは納品が今月末となっています。それだけ売れているのか、もともとそんなスケジュールなのかはチラッとしか見てないのでわかりませんが、いずれにしても遅すぎです。

どれだけ売れるかわからんから、見込み生産なんてやってられないよ、キミ!という気持ちはわからんでもないです。しかしそんなにのんきに構えている間に、Kindleが出るとかiPadが出るとか、そんなニュースでワイワイしているネット界隈ですから、あっという間に忘れられてしまうでしょう。図らずもオフィスの自席から東芝本社が丸見え(ついでにいうとNECも)ですので、応援したい気持ちは山々ですが、納期が遅いのは致命的では・・・? QCDは生産の基本ですよ。

ところで、ソニーの端末が意外と一番シブいツールじゃないかと思っているのですが、なにぶん、当初の端末がMac非対応という素っ気ない対応でしたので、Mac対応した最新端末もどうも見て見ぬふりをしてしまっている自分がいます。とにかく、衝動的に買ってしまうような端末も、そしてコンテンツ自体も日本にはありませんので、気持ちは盛り上がるものの最終的に購入という決断に至らないのが現状です。

Kindle買ったときは、夢中で米アマゾンのアカウントを作り、注文方法をネットで探しまくり、何の迷いもなくポチっとしたものでしたが、なかなかそういう気分にしてくれるものが出てきませんね。。。そういや、昔はsony VAIOの新製品に心をときめかしていた私ですが、いまや身の回りはappleだらけですよ。。。

それでは。


追記
なんてことを2月10日に書いていたら、2月11日の日経新聞の一面にキター!

米アマゾン、日本で電子書籍端末発売 ドコモから回線 

4月にKindle touchが日本向けに発売になるそうです。ベストなのはいわゆるKindle3、つまり私の持っている端末でも読めることです。もともと日本語対応してますから問題ないと思ってます。もしだめだったら?新しいのを買うまでです、はい。

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