偶然の一致か、それとも必然か

いま並行で『決定の本質』という本と『企業 契約 金融構造』という本を読んでいます。後者は今年のノーベル経済学賞を取ったハート教授の本で、流れに乗っておこうと買ったものです。前者は本屋で立ち読みしてたら面白そうだったので買ったものですが、いずれも限定合理性について触れています(いま読んだところまでで)。

限定合理性はハーバード・サイモン提唱の考え方で、限定された状況における合理性という、つまり全ての事柄の合理性を追究するのではなく、特定条件下での合理性を対象にする考え方です。いずれも意思決定という部分でこの限定合理性について言及しています。

前者は政治学に関する本、後者は経済学に関する本ですが、両著ともに同じネタに触れているのは偶然か、それとも深層心理が働いた結果、それらの本を選んだのかは分かりません。どっちにしても、なかなか楽しみながら進められているのは事実です。

それでは。

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