言葉の使い方って難しい

日経新聞の電子版にこんな記事がありました。

少年ジャンプで浸透? 「奇特な人=変なやつ」という間違い

わたくし、有料会員のため全部の記事が見られるので、もし有料記事で閲覧できなかったら申し訳ないです。このコーナーはいろんな言葉の誤用を取り上げるコーナーでなかなか面白いです。過去にもいろいろあったのですが、今回は「奇特」という言葉です。印象的に「おかしなやつ」というとらえられ方だけど、本当は逆で「優れて他と違って感心なこと」という意味だそうです。

誤用されるきっかけが、30年前に始まり10年間続いた週刊少年ジャンプ巻末の読者参加型コンテンツである「ジャンプ放送局」の1コーナーであった奇特人間大賞だそうです。途中からおかしな人の行動を投稿するという形になってしまい、それが現在の誤用を生んだようです。

奇特人間大賞、実に懐かしいw。一般的な誤用が少年漫画誌の1コーナーから始まったというのは、なかなか興味深いですね。それだけ子どもたちに与える影響が大きいのでしょう。

ところで、なんでこの記事に目がとまり紹介したかというと、わたくし、小学生のときにこのコーナーに投稿して掲載されたんですw
具体的な年次は忘れましたが、年間ランキングにその名を刻んだってわけです。

実際に私も同級生の行動にヒントを得て、おかしな奴のおかしな行動を「奇特」だとして投稿したので、今回の記事を読むまでは間違っていたわけです。ちょっとした言葉の意味も場合によっては問題を引き起こすかもしれませんので、注意しなければなりませんね。それがレポートやテストであれば失点ですから、バカにできません。

それでは。

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