本の紹介『オレたちバブル入行組』
倍返しだ!
池井戸潤 『オレたちバブル入行組』(Kindle版) 文藝春秋、2013年
巷間で話題のドラマ「半沢直樹」の原作です。ドラマの方は観ていないのですが話題になっているのは知っているので、夏休みを利用して読んでみようと買ってみました。ところが夏休み初日にしてすでに読み終わってしまいました。
ドラマが流行るのも分かるくらいの痛快な物語です。現実味がありながらも、ちょっとフィクション的なところが気にかかりますが、なかなか面白かったです。
銀行を舞台に、独特の人事制度に対抗する半沢直樹の仕返しを描いています。大企業になるとけっこう意味不明な人事が横行したりするのは、ありがちな風景です。そこに堂々と反旗を翻す半沢直樹の行動は、気持ちよくもあります。しかし、それにうまく乗れば勝者になることができる確率があがるので、自分の気持ちに素直になるか、会社の流れに乗るのかはなかなか難しいところですね。
まぁ、私はそういったことが苦手なので半沢直樹派ですが、この復讐劇でちゃっかりポストを手に入れるのですから、やり手と言えるでしょう。といった意味では、どちらかというと不器用さを売りにする(?)「踊る大捜査線」での和久さんみたいな感じになるんだろうと割り切っております。
続編があるのですが、そちらに手を出すかどうかはいまのところ何とも言えません。アマゾンのレビューを見ると、さらにパワーアップしているようなので期待感がありますが、かなり前に買って放置している『クライマーズハイ』も時期的にピッタリなので、そちらを先に読んでみようかな。
評価:★★★☆☆
池井戸潤 『オレたちバブル入行組』(Kindle版) 文藝春秋、2013年
巷間で話題のドラマ「半沢直樹」の原作です。ドラマの方は観ていないのですが話題になっているのは知っているので、夏休みを利用して読んでみようと買ってみました。ところが夏休み初日にしてすでに読み終わってしまいました。
ドラマが流行るのも分かるくらいの痛快な物語です。現実味がありながらも、ちょっとフィクション的なところが気にかかりますが、なかなか面白かったです。
銀行を舞台に、独特の人事制度に対抗する半沢直樹の仕返しを描いています。大企業になるとけっこう意味不明な人事が横行したりするのは、ありがちな風景です。そこに堂々と反旗を翻す半沢直樹の行動は、気持ちよくもあります。しかし、それにうまく乗れば勝者になることができる確率があがるので、自分の気持ちに素直になるか、会社の流れに乗るのかはなかなか難しいところですね。
まぁ、私はそういったことが苦手なので半沢直樹派ですが、この復讐劇でちゃっかりポストを手に入れるのですから、やり手と言えるでしょう。といった意味では、どちらかというと不器用さを売りにする(?)「踊る大捜査線」での和久さんみたいな感じになるんだろうと割り切っております。
続編があるのですが、そちらに手を出すかどうかはいまのところ何とも言えません。アマゾンのレビューを見ると、さらにパワーアップしているようなので期待感がありますが、かなり前に買って放置している『クライマーズハイ』も時期的にピッタリなので、そちらを先に読んでみようかな。
評価:★★★☆☆
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