本の紹介『タモリ論』

んなこたーない。

樋口毅宏 『タモリ論』 新潮新書、2013年

最近、ネットで紹介されていたので買ってみました。売り出し中の小説家によるタモリ、ビートたけし、明石家さんまについての論考です。

先に言いますが、買う価値ありません。完全に著者の主観による、お笑いBIG3に対する思いを書いたものです。とにかく、取材したとかいろんな資料を調べたとかいう風でもなく、ただ個人の考えをまとめたものです。言ってしまえば、エッセイ。ファンなら楽しめようものであるが、一般人にしてみればなんの感想も起きません。昨日の夕方に買って、今日の昼に読み終えました。それくらいの内容しかないです。

まぁ、本人もそれ前提にしているようなことを最初に書いてあるので、一応は免罪符だと思っているのでしょうが、繰り返しますが、買う価値ありません。

ところで、タモリさんと言えば「笑っていいとも」ですね。私は平日は当然見てませんし、増刊号もたまたまテレビつけたときにやってれば見るくらいのものです。しかし、この前見たら、やけにタモリさんの露出が少ないなと感じました。それもそのはず、いまはほとんどのコーナーに出ていないそうですね。

年齢的なものもあるのだろうし、さすがに30年以上もやってるとやる気も失せるでしょうね。もっとも、やる気のなさがタモリさんの売りで、その威力を十分に発揮しているのが「タモリ倶楽部」なのですが。

というわけで、今回は余裕の低評価とします。

評価:★☆☆☆☆

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