通信教育の情報化に向けたアンケート

 ニューズレターの3月号やメールでの連絡にもありますが、通信教育部で学生のPC所有状況等に関するアンケートが実施されています。内容は簡単で3分もあれば終わります。いや、1分でもいいくらいのレベルです。ただ、回答によっては質問が分岐していくようにも見えますので、人によってはもっと時間がかかるのかもしれません。いずれにしても、大学が前向きにオンラインの可能性を探っていることはいいことだと思います。

さて、私の所属している会社では、アフターコロナはビフォーコロナには戻らないという意識付けが浸透しつつあります。コロナが収束しても、その後には以前の生活には戻ってこないと。確かに今回のコロナ禍でいろんなことが変わりましたが、それをすべて元に戻す理由もありません。子育て、介護、業務時間前後の活用など、在宅勤務ではいろんな可能性が拡がりますし、その流れでジョブ型雇用が進んでいくことも考えられます。コロナで社会は変わった、そういう意識付けが進めば、通信教育もオンライン授業の充実などでさらにいいものになっていくことも考えられます。

しかし一方で、全員がオンライン環境にあるわけではなく、場合によってはPCすら所有していない学生さんもいるでしょう。今回のアンケートの目的としては、そういった人たちへの対応も両にらみでやっていくための情報収集ということなんだと思います。

オンライン授業は大学教育に限らず、いろんなところで通信教育の発展に寄与すると思いますので、積極的に推進していってもらいたいものです。

それでは。

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