ワクチン確保は「ビールゲーム」の様相

 職場接種向けのワクチンの申請を一時停止するというニュースが流れてました。要は、申請数が多すぎて供給数を超えてしまう勢いだからで、それはなぜ起きているかというと、少し多めに確保しておきたいという申請側の都合のようです。足りなくなるなら多めに申請しておくというのは心理的に分かる気がしますが、余ったら廃棄という性質のものですので、限りある中でそれぞれが適切な在庫管理をして欲しいところです。

ビールゲームというマーケティングの思考実験がありますが、まさにそれに当てはまりますね。一時的な売上増に対応して発注数を増やしてしまうと、最終的に在庫として積み上がって損失になるというやつです。まさにその様相を呈しつつある現状ですが、余って廃棄なんてことがないように現場関係者の方々には考えてもらいたいですね。

さて、このニュースで自分の順番は回ってくるのかと心配になりましたが、大学での接種は対象外で必要数を確保できるとのことでしたので、この機会をありがたく使わせてもらいます。

それでは。

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