電子書籍への期待感

以前、英語の科目に関するエントリーをしましたが、空き時間を利用していろいろと試しています。その際に紹介したように、iPhone版のkindleを使っています。

なかなか助かるのは、サンプルダウンロードがそれなりのボリュームがあることです。そしてnote機能がついているので、わからない単語があれば調べてそのまま書き込み可能という点です。iPhone版kindleでは辞書機能がついてないので、辞書で調べるというプロセスが必要ですが、kindleの製品版では辞書内蔵ということで、より早く調べることが可能になると思われます。もちろん、iPadでも辞書機能内蔵です。

ただ、意外に10年ぶりくらいに辞書をめくってみると、昔に戻ったようでなかなかいいものです。いつかは面倒くさくなって電子的な辞書で一発検索ということになるんでしょうが、いまのところ、そういった懐かしい感じを味わっています。

英語学習に関してもうひとつ思うのは、興味のある書籍で勉強するとはかどるということです。これまでは洋書となると入手が難しい、または面倒なものが多かったと思います。前の大学の時に図書館などで英文雑誌を訳して英語の勉強としたり、大きめの書店でチラ見したりしていましたが、それを手に入れるとなると壁が高かった気がします。

しかし、いまやkindleの展開でアメリカで販売されている電子書籍の入手が楽になっています。今まで洋書というと丸善などの大型書店で手に入れるかアマゾンなどで購入するかでした。いずれにしても洋書の場合は日本への輸送費などもあり割高感がありましたが、kindleだとその場で手に入る上に安いという、これまでの常識を覆す入手の容易さです。これにより、スティーブ・ジョブズ関係の本などもあっさりと手に入りますので、それをきっかけに興味を持って英語の勉強ができるんじゃないかと思います。

iPadは今週末、kindleは今秋発売予定なので期待がふくらみます。もちろん、洋書のみならず、日本語書籍もこれから出そろってくるでしょうから非常に楽しみです。

ただ、アメリカの大学等で使用されているレビューを見た感じでは、教科書として使うにはちょっと難があるみたいですね。確かに自由に書き込めるというのが紙の利点ですから、そういった意味ではやや不便かもしれません。しかし、流通量が少ないが故に絶版になっている本などはロングテール的に復活することも十分に考えられますので、そこは楽しみです。実は読んでみたいが絶版という本もいくつかあるので、期待がふくらみます。

それでは。

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