夜間スクーリング(火曜日)第7回終了

社会心理学の第7回目が終了しています。今回も映像を交えた授業でした。

今日からは集団の心理に入ってます。これまでは個人の心理が中心でしたが、これからは集団ということで、周囲の意見に影響されてしまうといった話でした。その事例として、スペースシャトルチャレンジャー号の打ち上げ失敗が紹介されていました。映像によると、一部の技術者が危険性を指摘していたにも関わらず、NASAが大統領の意向に忖度して打ち上げ強行したら、あの事件になったようです。結局、大勢に押されての決断が大きな事故を引き起こしてしまったわけですが、それが集団心理の危うさということで取り上げられていました。

たまたま先週末に「帰ってきたヒトラー」という映画をAmazon Prime Videoで観ました。印象的にコメディタッチの映画だと思ったら、内容はかなり深く考えさせられる映画でしたが、まさしくこれが集団心理、すなわち恐慌からの集団的熱狂がヒトラーという独裁者を生み出してしまったということに繋がっていくのだなと唸ってしまいました。この映画の方は、現代の状況がそれに似ているのではないかという疑問を投げかける内容でしたが、集団心理で個人の考えは容易に変わってしまうのだなと今日の授業は勉強になりました。

なお、余談ですが、最近、iPhoneの壁紙をスペースシャトルの画像にしたのですが、まさか今日、スペースシャトルがネタになるとは思いませんでした。

さあ、ボチボチ試験に関する情報も出てきてますので、いよいよ終盤という感じがしますね。

それでは。

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