番外編 ラグビー大学選手権決勝

今日はラグビー大学選手権決勝、帝京大学対筑波大学でした。帝京が勝てば史上初の4連覇、筑波が勝てば史上初の国立大学優勝がかかった一戦でしたが、帝京の圧勝でした。

準決勝の早稲田戦も圧勝でしたが、今日もピンチを迎えることなく勝ったと言っていいでしょう。さすがに決勝まで駒を進めてきた筑波でしたので、彼らもいくつか見せ所を作っていましたが、健闘したものの完敗と言っていいでしょう。

個々の能力ではトップ級の選手がいる両チームでしたが、組織力では断然帝京、の印象でした。一方の筑波は国立大学ですので、選手集めには苦労したと思います。その中でここまでの健闘ですから、数字以上の評価はあげてもよいでしょう。

これで帝京は前人未踏の4連覇です。昨年まで並んでいた3連覇の同志社をはじめ、早稲田も明治も大東文化大学も関東学院大学もなしえなかった偉業です。ここまでのチームに育て上げた岩出監督にも賞賛の拍手を送りたいと思います。

さて、帝京の躍進の中でひとつのポイントは留学生選手を使っていることです。OBもいて、トップリーグ2年目のヘンドリック・ツイはパナソニックで活躍し、日本代表にも昨年選出されました。1年目のティモシー・ボンドはサントリーで注目株です。かたや伝統校は日本人選手のみとなります。こういう場合によく言われそうなのが、「外国人を使うなんて邪道」ということでしょう。

しかし、この時代にそんなこと言って優勝逃しているようでは、チームの将来は暗いでしょう。そもそもルールで認められてます。転じて、仕事でも新しいことをやりたがらない人たちが多いですが、思考を柔軟にして取り入れるべきは取り入れないと後々苦しむことになるでしょう。私自身は、新しいものをドンドン取り入れようと思っています。ですので、帝京大学にはある意味、快進撃を続けてもらいたいですね。

まぁ、そうなると慶應、そして法政、明治の出番がなくなってしまうので悩ましいところです。

それでは。

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