ニューズレター7月号届く

通信課程学生の道標?であるニューズレターの7月号が届きました。いつもどおり、今後の予定や注意事項などが載っていますので、もれなく読もうと思います。

今回の同梱物としてニューズレター春季特別号というのが入っています。これは春に行われた卒業式とその後の入学式の様子を紹介するとともに、卒業と入学に関するデータが載っています。これがちょっと興味深い内容でした。

まず卒業生ですが、全体で321人です。その中で経済学部は48人で、全体の15%です。197人で61.4%の文学部、76人で23.6%の法学部と比べ最も少数でした。次に職業別ですが、文学部は主婦の方がダントツですが、それを除くとどの学部も会社員が多数派です。おそらく、この分布は在学生にもほぼ当てはまると思いますので、私と同じ境遇の人たちがたくさんいるという事だと思います。励みになりますね。

さて、さらに興味深いのが入学生です。2010年度は全体で1,035人、経済学部は333人です。私はそのうちの一人ですね。過去の推移も紹介されているのですが、2009年度が1,800人ちょっとなので、それに比べても今年度は少なめのようです。驚きなのが、1993年度の5,656人で今年度の5倍以上!もいます。1994年度が約4,400人、1995年度が約3,300人と年度ごとに減少して、今年度に至っています。

なぜ昔が多かったかは不明ですが、1993年度と言えば、私が最初の大学に入った年で団塊ジュニア世代のため学生が多かったということもあるのかもしれませんが、昨年度の卒業生の構成から見ると、フルタイムの学生がそこまで多いとも思えませんので、いまとは制度が違っていたのかもしれません。確か科目履修要綱などで、「1994年以前の入学者」みたいな注意書きがあったような気がしますので、その辺で何かの変更があったのかもしれません。

ここから先は大きなお世話なのですが、年々入学者数が減少しているとはいえ、まだ1,000人を超す入学者がいます。一方で卒業者は毎年320人程度で一定レベルに保たれています。必ずしも入学後4年間で大部分が卒業するとは限らないのが通信課程ですが、それにしても差がありすぎます。まったく大きなお世話ですが、それだけ多くの人が脱落している可能性もあり、卒業が楽ではないということだと思います。

通学の場合はなんとなく授業にでて試験を受けていれば卒業できてしまうような印象がありますが、通信課程の道は一筋縄ではいかないということを改めて感じた次第です。

それでは。


追記(2010/07/16)
今年度の入学者数は秋入学の人数が加味されていないので、最終的にどうなるかはまだ未定です。ご指摘ありがとうございました。

コメント

  1. はじめまして
    2008年秋に経済学部入学しました・
    Rivellaと申します。
    2010年度の入学者が2009年度よりも少ないのは、秋の入学者の数がまだ入っていないからかもしれませんね。
    1993年の5000人というのは、わたしもみました。
    1993年大学入学ということはberabouさんと同い年かもしれません。
    昔は高校から大学に受からなかった人が、慶應ブランドを求めて入ってくる人がおおかった、といううわさを聞いたことがあります。そのため、高校卒業から5年たっていない人は、高校の成績を考慮するようになった、とか?
    1993年のころはベビーブーム世代でなかなか入試もかなり厳しい時代だったので、そういう人も多かったのかもしれませんね。

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  2. コメントありがとうございます。

    なるほど。では、秋の入学者数を入れると前年度と同じくらいになるかもしれませんね。

    確かに入試も就職も狭き門の世代だったかもしれませんね。いまや大学全入時代などと言われてるようですが、自分の時は募集に対して10倍は応募があったような気がします。

    返信削除
  3. 2010年度は十月の入学者数がはいっていないのではないでしょうか。

    返信削除

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