参考書籍、関連書籍は重要かもしれない

さて、いまミクロ経済学の消費のところを読み終わり、生産のところに来ています。内容自体はちょっと複雑ですが、実は楽しく進めることができています。

というのは、今回の入学とは関係なく、昨年の2月くらいからマルクスの『資本論』に挑戦しています。最初の大学のころから中学高校 の教科書に出てくるような古典はひととおりあたっておこうという考えがありました。ということもあり、いくつかの有名な古典を読みました。ホッブズ『リヴァイアサン』、ロック『市民政府論』、ルソー『社会契約論』、モンテスキュー『法の精神』といったところです。もっとも、内容を明確に覚えているかといわれると全く自信がないですが。。。

そういった経緯もあり、その中でも大著と自分自身の中で位置づけていた『資本論』にいつかは挑戦しようと考えていましたが、ここ数年で経済学について勉強をし始めて基礎程度は理解できるようになっただろういうこともあり、やっと挑戦するに至ったわけです。

それでいま岩波文庫版の第5巻まで来ていて、第5巻は再生産を扱った部分です。ちょうどその内容と今回の教科書の消費、生産の内容がシンクロしていて、「あー、なるほど」といった感じで進められています。なので、楽しくやっているというわけです。

そういった意味では、科目履修ガイドなどで挙げられている参考図書をうまく絡ませて読んでいくと、学問的な興味を持つことができ、モチベーションも高まり、孤独な通信課程の勉強を続けられるのかなと思います。なかなか時間は取れませんし、予算的な問題も大きいですが積極的に参考図書に挑戦できたらいいですね。

それでは。

コメント

  1. 相互リンクはりません?

    ぼくは、ルソーの文明社会批判には極めて共感してまーす。
    文明化による価値の多元化が一般意思の成立を妨げていること自体はまあしゃあないとして、ルーマンのいう機能分化した社会に通底したものが読み取れるからです。

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