ノーベル経済学賞発表

ノーベル経済学賞が発表され、米エール大学のウィリアム・ノードハウス教授と米ニューヨーク大のポール・ローマー教授が受賞となりました。日経新聞によると、長期的かつ持続的に経済成長を生み出すための方法を考案したというのが授賞理由です。

ノードハウス教授が経済成長と気候変動の関係を定式化、ローマー教授が内生的成長理論の確立で知られています。ローマー教授の理論については、スタンフォード大学ジョーンズ教授の経済成長に関する教科書でも触れられているので少しかじったことがあります。ちなみにこの教科書、かなり面白いです。経済成長理論を学ぶ際には参考になると思います。

一方のノードハウス教授の理論は触れたことがないのですが、『気候カジノ』という本のKindle版が実質半額(ポイントが定価の1/2つく)で販売中との情報を得たので、ひとまず購入しておきました。

実際のところ、ノーベル経済学賞関連の本は取り急ぎいつも買うのですが、難しくてなかなか進まずそのままということが多いので、今回はどうなるでしょうか・・・

ところで、慶應の坂井教授がTwitterで事前の予測を発表しており、見事的中となってます。
https://twitter.com/toyotaka_sakai/status/1049200140819390465

ここ最近はミクロ経済学分野からの受賞が続いていたので、久々のマクロ分野の研究が受賞ということですね。

それでは。

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